中学1年GW明けから不登校、中3の3学期 | 不登校のお母さん 藤平紗榮

不登校のお母さん 藤平紗榮

子どもの不登校を機に、色々な学びに出会い、気付いたことを投稿します。
カウンセラーや講座を開催する準備をしています。

 


不登校のお母さん
辛くて動けない時もあるよね

こんにちは、不登校のお母さん、たえぞうです。

 

今日はまた長男の不登校の軌跡についてのお話しに戻ります。

 

中学3年となると、進路の話しはしなくてはならないですね。

話ができるか、できないか?は置いておいて、ある程度しなく

てはならない…なぜかと言うと、子どもは経験値が少ないから

教えてもらわないと分からない部分があるということ、学校に

通って情報があれば、分かるかもしれないけど、そこから入っ

てこないとなると、親が教えるか他の信頼できる人から聞くか。

そして間に合う時期に言わないとならないこと…

 

その時に本人が進学する気持ちがあって、一緒に見学ができる、

学校はいけないけれど進学はしたい、そもそも進学できる気力

がないなど、それぞれだとは思いますが、

 

うちの長男の場合は、進学はしたくない、なぜならこんな親の

元から早く外に出たいから、それには働くしかない…

高校生になって3年間も一緒に暮らしたくない、、、ということ

でした。。。

 

親からしたら、『進学をしない』という意志を受け入れるのは

大変でした。。。長男からこの話を聞いた時、冷静に「そう」

と答えるのは簡単ではありませんでした。。。

ただ「今からでも間に合うよ」とだけは言いましたが…

否定も肯定もしませんでした。。。選択をするのは本人だから。

3月末まで願書提出が間に合うところもありましたが、とうとう

本当に行かないんだなという現実を突きつけられた時。。。

 

まだ親子が繋がっていなかったので、それも仕方のないこと

なのですが…

ただ対応を変えて半年がたっている間に、とてもすごい吐きだし

もあって、2時間ぶっ続け耳元で大声で過去嫌だったことを言い

続ける…ゲームの楽しい話しをずっと何時間も言い続けるなど、

部屋に引きこもるだけではない行動もありました。。。

 

中学3年の3学期までにそこまでは親子関係は進んでいたものの、

間に合わなかったんですね。。。

そこは無理に行かせるところではないと思います。。。

 

そして、長男は就職をするという選択をします。。。

卒業時にスクールソーシャルワーカーの先生にその旨相談しまして

厚労省の機関『若者ステーション』を紹介していただき、登録しま

した。登録した時のお話しに関してはまたの機会に。

 

中学3年という学年は、中学2年までと違い、親も子どもも焦ります。

進路の面談も3回あり、修学旅行、卒業に向けての写真撮影、文集

など、学校側から本人に聞いてほしいと言われることが多いのです。

 

そして、聞くことが果たして本人にとっていいことなのか?逆に

『いけない』『やらない』という事をわざわざう言わせるだけでは?

という思いもあり、確かに聞かないで親が一方的に決めてしまうのも

な、とも思い、ざっくり一度だけは聞きました。

「卒業に関する文集、写真撮影などどうしたい?」

「やらない」ということで、もう聞くことはしませんでした。

先生は都度聞いてほしい、なぜ聞かないのか?シツコク言われて

ましたが、そこは私のところで止めていました。。。

 

『いけない』『やれない』と分かっているのに、聞くことは関係性

が崩れる要因になりかねない、長男の場合は、聞いたら行けるかも?

という段階ではありませんでしたので。。。

 

中学3年て、親もかなり揺さぶられますので、相当の修行が必要です。

毎朝犬の散歩がてら、川で浄化する、太陽からエネルギーをもらう事

をやり、行きたいところに行く、会いたい人には会う、食べたいもの

を食べる、自分を受け止めるなどなど自分に集中していました。

自分に集中しながら、長男の状態を確認しつつ、次男の対応もしながら、

個別対応方式をとっていました。家族一緒にが望ましいけれど、長男が

外に出られない場合、次男とは外に出たいし、主人が仕事で休みがない

ので一緒には難しい…ので個別対応(笑)

長男も次男も外に出れる今でも個別対応は続いています。。。

まぁ、好きな食べ物も違うし、行きたい場所も違うし、お互い留守番

できる年齢だから可能ではありますね。。。

 

なかなか大変な中学3年3学期が終わりましたが、進路が決まらない

まま、所属先のない年のはじまりです。。。

 

そのお話しはまた次回に。