こんにちは、不登校のお母さん、たえぞうです。
前回は過去の再定義をしてみることについてお話ししました。
今日は良く聞く『課題の分離』について、私の解釈をお話しします。
アドラー心理学を学んでいると、必ず出てくるのが課題の分離です。
子どもの課題について、親が勝手に手や口を出してしまう…
子どもだけではなく、周りの人間関係においてもなのですが…
子どもに限らず、親や夫、親しい友達などについても、どうしても
『私がなんとかしなくては』という想いが湧いてきて、相手に
入り込みすぎてしまいます。
会社の人くらいの距離の人や、友達でもたまにしか合わない人だと
どうでしょう。
新しい仕事を覚えて、会社になじむのも、合わなくて辞めるのも
本人の問題ですよね。何か相談されたら聞くだけで、何とかできる
こともないかな?会社に要望を出すか我慢するかも決めるのは本人
ですし。。。
そう、家族でもこのくらいの線引きが本当は望ましいのかもしれません。
家族とは言え一人の別の人間で、別の人生があり、自分で考えて、
決断して、行動をしていくことが本人の人生を生きているという
ことになります。
それを母親が、考えをバリバリアドバイスして、これにしたらいいん
じゃない?って決めてあげて、行動すら、やってあげていたら?
いや、以前はやってました💦過去に戻ってやり直したーい。
過去には戻れないから、今からでもやるしかないですよね。。。
子どもが小さいとできないから、やってあげないといけない時期も
ありますよね。だから、子どもができるようになった事から手放して
いく必要があります。
中学生になってから課題の分離をはじめたので、急に自分でやりなさい
ってなってしまって、子どもからしても
『は?急になに?あれだけしてくれてたのに?』
いやいや
『あれだけ、口も手も出して、考えさせてくれなかったのに?』
『お母さんの言うこと聞いていればいいって言ってたのに?』
子どもができるようになった事から手放すというのは、親としたら
『してあげたい』気持ちとの戦いです。なんで『してあげたい』のか?
を考えたら、分離がしやすくなると思います。
次のお話しは、『してあげたい』気持ちとの戦いについてです。