早春スケッチブック つい最近亡くなった山田太一さん脚本の連続ドラマで、お正月に姉の家に行った時にDVDを借りてきました。ドラマは母と高校生の息子、父と中学生の娘がそれぞれ子連れで結婚して成り立っている家族。父は信用金庫に勤めるありきたりのサラリーマン。そこに突如、個性派俳優の山﨑努さんが演じる昔の男が現れる。 ストーリーなど一切省略しますが、娘役の二階堂千寿さんの演技が秀逸でした。1983年のドラマで41年前となりますが、私は当時高校生だったはずですがリアルタイムで見た記憶はない。 ドラマを見ていない人に伝えるのは難しいので諦めますが、とにかく、変な男が自分の家族の前に現れたと嫌悪感を抱いていたのが、少しだけ心を許し40分足らずの時間、二人で散歩することになったのですが、男は話掛けずに無言で歩いていくだけ。 途中、粉雪がぱらぱらと降り。 そのまま、ずっと無言で歩き続ける二人。