シカゴ美術館に行ってきた | 福間香奈さんを応援するブログ!

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 前のブログでシカゴに行った話をしましたが、シカゴ観光は時間的制約よりも体力的な限界から、Macy'sデパートでのお土産探しとシカゴ美術館(@artinstitutechi)の見学に絞りました。

 高校生~25歳くらいまで、何年にどこの展示会だったかとかの記憶はありませんが、モネ、ルノワール、ムンクなどの西洋絵画を見たりしていました。印象派が好きで、一番はやはりモネでした。最近、コロナ禍以降、山田五郎教授のYouTube(オトナの教養講座)が面白くて、それで久々に美術館で西洋絵画を見るぞ、と意気込んで行ってきました。

 

シカゴ美術館(The Art Institute of Chicago)は館内の写真撮影を推奨しており、どんどんSNSに上げて宣伝してね!、ってことでした。(注※1↓一番下へ)

入口が2つあって、建物の前にライオンの像がある方が正面っぽいのですが、私は反対側から入場。建物内がかなり広いので、結構迷子になりそうでした(と言うか半分迷子になっていた)。今は常設展以外にゴッホの特設展示もやっており、合計32$+10$だったかな?今は円安なので、若干損してる感じはしますが、全然高くないと思う納得感がありました。私の滞在時間3時間くらいでしたが、全部見ようって人は軽く半日以上は掛かるかなと。

 

ゴッホの自画像。

(この後、いろいろ書こうかなと思ったのですが、移動編で書き疲れたのでガーン、言葉は要らないと。最小限のみで御勘弁を。)

 

前衛と言えばアンディー・ウォーホール

 

私は意外と好きなんですが、キリコ。家に画集があります。

 

ピカソ。青の時代の、ギターを弾く老人の方がもっと有名(という位置づけ)らしいです。

 

モディリアーニ

 

セザンヌ。この良さが分かりませんでしたが、五郎さんのYouTubeで「逆に凄くねぇ」が発動され、印象派からさらに進んで、見えるままに描く必要が無いという現代絵画への道を切り拓いた作風なんだとか。

 

ゴーギャン。

 

モネの睡蓮。モネの作品は結構な枚数がありました。

 

ロートレック。帽子被ってマフラーした男の人のポスターが有名だと思いますが、この人(絵と合わせて人生)も五郎さんのYouTubeを見てから好きになった。

 

シカゴ美術館門外不出のスーラのジャッド島の日曜日。新印象派で、私はあまり好きではないのですが、これもセザンヌと同じように、絵画は実際に見えるように描かれなくて良いということと、印象派を超える点描写で現代絵画へ繋がる位置づけだそうです。

 

個人的に一番グッときたのは、こちらのルノワール。2人の姉妹(テラスにて)という題名だそうです。少し歳の離れた姉妹なんでしょうかね?(注※2)生の絵を見て特別に何を感じたのか、よく分からないのですが、一瞬で釘付けになりました。優しい柔らかいタッチなのが逆にそう思わせるのか、人っていつかは死ぬんだけど、生きている時って血が通って肌に温かみがあるんだよなというのか...。ちょっと上手い言葉が浮かびません。絵を見た瞬間、ワッと思った。

 

 

注※1(8/16追記)

シカゴ美術館公式webサイトのFAQsを読むと、一部の提供者による制限が掛かったもの以外は撮影推奨。ただし三脚等の使用不可という旨が書いてあり、さらに個人使用に限ると書いてありました。シカゴ美術館現地でもらったVistor Guide(パンフレット)ではもう少し積極的に、写真を撮ってインスタで@artinstitutechiのタグをつけてね!と書いてあります。シカゴ美術館は所有コレクションの画像データ配給サービスに力を入れるなどのポリシーから判断して、インスタ以外のSNSでもokと判断しました。理想的なデジタルデータが落とせるので、精度の高い綺麗な写真を撮るというより、現地で見た記念になるってことがポイントかと。

 

注※2(8/19追記)

昨日『もっと知りたいルノワール生涯と作品』という本を買ってきたら、母親のモデルはダルローという名の女優、子供は不明と書いてあった。母娘?? シカゴ美術館の説明では、二人の少女は実際の姉妹ではないが、ディーラーがそういうタイトルを付け、1882年の第7回印象派展に出展された旨が記載。若い娘さんとちっちゃい女の子といったところでしょうか?親子という感じはないけどなぁ。