4月頃から私も少し忙しいというか、時間的なことよりもプレッシャーがここ2,3年の中では少し大きい感じです。それでも50歳位までの一番きつかった時よりは楽だと思うし、定年間近（あと3年半）とは言え、完全なノープレッシャー状態になるのもどうかと思うので...。
「人間の絆」と言う小説の中で出てくる教訓の言葉として、「人は生まれて苦しんでそして死ぬ」というフレーズがあり、それってまさに仏教そのものかなぁと。あとシルバー・バーチの霊言で何故人は苦しむのかという問いに対して、「苦痛を通じてのみ、人は神理を学ぶ」と答えたそうです。運が良くて楽してハッピーなことばかりの人生が真の意味で幸せかどうかは分からず。しかし、そうは言っても自分から好んで苦しみたくはないし。
まぁ、今の私はそこまで大げさな話ではなく、定年の最後まで、若い人の邪魔をせず、なんらか御奉公しましょうくらいですかね・・・。
こんな感じの毎日ですが、仕事が終わった後、どうもブログを書こうという気にはなりにくいです。また、そもそも里見さんの対局がないので、それ以外の将棋ネタは書かなくてもいいかな(^^ゞとなりがちです。
さて、4月28日の姫路での女流王位五番勝負の開幕戦で里見女流王位が挑戦者の山根女流二段に勝ちましたが、あれから早2週間半が過ぎ、今週火曜日、明後日18日に北海道でいよいよ第2局を迎えます。当初は現地大盤解説会が計画されていたようですが、北海道でのコロナ感染状況が思わしくなく、今日から追加の緊急事態宣言発令もされ、取りやめになってしまったようです。地元の関係者やファンの皆様には気の毒ですし残念ですが、コロナの変異株やワクチンの普及など、今が正念場でもあり仕方がない気はします。
次局は里見さんが先手ですが、山根さんは相振り飛車で戦う可能性が高いので、初手▲５六歩の中飛車の出だしにするのか、最初から三間飛車か向かい飛車に組むような選択にするのか、序盤から興味深いところ。話は変わりますが、昨日はマイナビの第3局があり、そちらも相振り飛車戦でしたが、一瞬のスキをついて西山女王がラッシュをかけ、挑戦者の伊藤女流三段は午後からは防戦一方になってしまったかと。（昨日の私は換金活動で忙しかった？ので）YouTube放送やモバイル中継を時々見ていましたが、午後もわりと早い段階で勝負あったかなぁと。。。あと、夜のABEMAでは、振り飛車党の菅井八段が大活躍でしたね。。
さて、28日の初戦が終わった後、里見さんからはツイッターなど何の発信も無いようですが、普段の研究と次局に向けてのコンディション調整が上手くいっていれば、それで特に言うことはありません。明日の中継ブログで、前日の検分や記念撮影の記事などが出てくると思うので、それまで静かに待ちましょう。里見さん、頑張れ～
