今週末の4日（土）から、いよいよ清麗タイトルの防衛戦が始まります。里見清麗に対する挑戦者は今一番乗っている感じの上田女流四段。もともと実力も高いのでしょうが、2番目のお嬢さんの産休後から最近になって徐々に終盤の攻防の速度計算の感覚が戻ってきたというようなことをツイートされてました。ところで、その上田初美さんのツイートなのですが、最近二人のお嬢さんのエピソードと写真（後ろ姿）を載せられているのですが、これが最高に可愛いいんです
。パパ（及川プロ）を見たい、布団の滑り台、二人で雨合羽を着て......。我が家の場合も2歳違いの娘達が小さいときはこんな感じだったよなぁって。もっとも最近は上が大学1年、下が高2、それで二人揃ってジャニーズの美少年？とかキンプリ？とかいうグループを見てはキャーキャー言ってて・・・、パパは残念です
。我が家のことはさておき(^^ゞ、上田さんは今日も倉敷藤花の予選で中村真梨花女流三段との一戦があり、結果は明日にならないと分かりませんが(※7/2追記：中村さんが勝たれたようです)、中2日で清麗戦の初戦となります。地方移動がないので、実戦が最高のトレーニングみたいな要素を含みつつ、2日あれば休養して先後両方の作戦を決めて、あと精神統一もしくはリラックスして当日を迎えるというような感じでしょうか？まぁ、ちょっと短いのかもしれませんが。。。一方の里見さんは女流王位戦が6/17に終わった後、また2週間ほど対局がありませんでしたが、これはこれで問題無しのように思われます。ちょうどいいくらいでしょうか？昨日は妹の咲紀さんと焼き肉店にも行かれたようですし・・・。そういえば、今日から王位戦が始まってますが、昨日のオンライン前夜祭という初の？試みがあり、その流れで藤井七段のインタビューがありましたが、このコロナ騒動で春先は2か月くらい？対局がなかったわけですが自分の将棋を見つめなおす良い機会になったのが好調の要因というようなことを言われてました。普段は対局数が多いからいったん冷静になる時間（ワインの熟成みたいなもの？）が貴重だったということなのか。それと奨励会三段時代より角1枚強くなったと・・・
。今日の初日も順調そうです。
今週末の土曜日は例のabemaTVトーナメント団体戦が夕方17時から生放送ということで忙しいですが、私はまずは清麗戦（を見るの）に集中(^^ゞ。里見さん、頑張れ～
それから女流王座の2次予選も着々と進んでいます。（里見さんは本選シード）。この2次予選は一発勝負というか、トーナメントというより、勝った方が本戦出場ということで設定的に対決感があります。昨日の対局の中では山口恵梨子女流二段と和田女流初段の勝負をモバイル中継で見てましたが、先手の和田さんは居飛車穴熊、後手の山口さんがあんまり見かけないツノ銀中飛車（私は米長棋聖の本の中でしか見たことありませんでしたが・・・）。終盤戦に入って、105▲５二飛成の王手に106△６二歩と受けた局面。ここは先手リードなのかと思ってましたが（中継でもそう書かれてたし...）、後手から△５六角を打たれると先手の穴熊は８八銀と７九角の二枚で守ってるだけなので、後手７八の成銀を８九にすり込んで来ると受けられないんで、どうするのかなと思ってました。そうしたら、107▲３二龍と金を取った手に案の定というか108△５六角と打たれ、109▲８四桂の苦し紛れの王手？に110△８三玉とかわされて、そこで先手投了。う～ん、対局後のえりりんさんのツイートは逆転勝ちしたものの途中までを反省という感じのコメントでしたが、なんかしっくりこないなぁ。それでソフトに聞いてみたところ、投了局面では後手が優勢になってはいたものの、▲６七歩で中合いしてから後手玉を王手していくと後手の６七馬を剥がせる手順があるとのこと。ということで、それで逆転できるかどうかは分かりませんがもう少し粘る手順はあったようです。山口さんは最近、居飛車が多いというイメージでしたが、少し変わった（温故知新？）面白い中飛車採用で思わず注目し・・・、とは言え、見ていてなんとなく途中から逆に和田さんを応援（可愛いので(-_-;)）していたんですが、最後はこういう終わり方で、いまだになんかこう納得できない感じになっちゃいました。中継ブログ
でも局後のコメントとか出てなかったようだし・・・。もちろん負けた本人が一番悔しいのでしょうが...。
あ、あと（全然脈絡ないな・・・（笑））、ABEMAの棋聖戦第2局の放送で藤井九段と山根女流の絡み
の部分で、山根さんが勉強のために手作りで藤井九段対局棋譜集を作られていたとのエピソード。内緒にしていたはずが藤井九段にばれていて（お互い嬉しそうでしたけど）、山根さん曰く「和田女流ですね、（ばらした）犯人は」