理事で忙しいはずの清水女流六段ですが、かなりの勝率で勝ちまくっていた印象でしたが、先週の女流王位リーグで加藤桃子さんに、清麗戦の予選で伊藤沙恵さんに敗れてしまいました。仕方ないかなと言うところでしょうか…。ご本人は自分のことより全体のことを考えて、対局は対局でその時のベストを尽くすというような感じなのでしょうか？内心は分からないにしても、そういう人なんじゃないかなと感じさせるところ自体が流石です。来週また加藤桃子さんと今度は女流名人戦の予選で当たります。リーグ入れ替えが4名なので4つの島にトーナメントが分かれてますが、一番の激戦区に見えます。加藤桃子さんも今まで縁の無かった(奨励会員だったので)女流王位、女流名人への挑戦のチャンスに一歩ずつ近づいていますが、まだ先は長い…。
3日後に女流名人戦は第3局を迎えますが、角番となった挑戦者の谷口さんは、清麗戦敗者復活の山で伊奈川さんに負けて敗退となってしまいました。こう言っては両者に失礼かもしれませんが、タイミング的にここは勝っておかないと…。その伊奈川さんはお医者さんと兼務ということだったかと思いますが、どうやって両立させているのか？結構勝ってるところがすごいですね。
清麗戦の表側の山では甲斐さんが若手の石本さんに逆転勝ちとのこと(中継ブログに書いてある)。ただ、はっきり言って全く分かりませんでしたね(^^;。石本さんの微妙な緩手で速度が逆転したそうで、無謀はいけないけど鋭く行かないと駄目なんですね、難しい…。これで甲斐さんはあと１つ勝つと予選通過で敗者復活の3名と合わせて改めてベスト4というところですが、次の相手は清水さんに勝った伊藤さん。注目の一局です。
私的には、まずは11日の女流名人戦で里見さんのV11達成を応援です。偶然とはいえ、「ごろ」的にも11繋がりで、ピッタリですね。
