今日のNHK杯予選では、加藤桃子さんが本戦出場を決めましたね。この予選に出たのは放映分の３名だけだったようで、今の実力＋勢いからすると、加藤さん＞伊藤さん＞上田さんという結果になった訳ですが、順当な感じですかね？加藤桃子さんは静岡の浮月楼で一回見ただけですが、TVやネット中継などでも棋士などの皆さんいずれも、ハキハキしてとってもいい子だと言ってますね。私もそう感じました。その静岡での前夜祭では、近くで見ていただけですが、ファンの人の写真撮影依頼にも「こっちに立った方がいいですか？」とか、サービス精神満点で対応されていました。マイナビは頑張ってほしいなぁ。一方、マイナビ挑戦者となる西山さんも今日の詰将棋解答選手権でしっかり１８位に入ってますね。凄さがよく分からないものの、凄いとだけは言えそう・・・。
さて一般棋戦の女流枠は将棋連盟webによると以下のようです。
・竜王戦６組：４名
・叡王戦四段戦：１名
・王位戦：２名
・王座戦：４名
・棋王戦：女流名人
・棋聖戦：２名
・朝日杯：３名
・銀河戦：２名
・NHK杯：予選数名
・新人王戦：２６歳まで４名
・加古川青流戦：２名
で、当然のことながら名人戦は出られませんが、あと王将戦も出られないようです。そういう意味では本意ではないかもしれませんが、女流棋士のトップであれば、ほとんどの棋戦に出られることとなります。編入試験の資格クリアの壁は高いですし、さらに最後の棋士番号の大きい人（つまり若い人）５名と戦っての勝ち越しは今でも十分厳しい条件だと思いますが、今の流れからすると、ますます難しくなっていく気がします。一発勝負的なことはあるでしょうが、コンピューターソフトネイティブ世代がやってきて、ここ３～５年？くらいで、さらに若い人達の実力が上がる気がしています。三段リーグ自体もますます厳しさを増していくような。。。となると今の制度でのプロ棋士編入は今泉さんが最初で最後になるかも・・・とか思ってしまいます。
里見さん本人が元気でいてくれたら、それだけで十分なのですが、望めるものならば女流棋戦に加えて、一般棋戦でも是非活躍して欲しいです。いつやるの？今でしょ、ってことになったんだと僕は理解しています。
さて自分自身のことですが、先週は睡眠リズムが崩れたり週末は風邪気味だったり、あと親の体調が不安定で（特に母が）心配だったりするのですが、昨日は今月８７歳の誕生日を迎える親父の誕生パーティーをやろうということになって、姉も一緒に加わって実家に戻り、ささやかな食事会に行きました。将棋の方は、終盤とか手筋の勉強を続けていますが、将皇のレベル５と平手をやったら何回やってもまったく歯が立たないで、うんざりしました。序盤の終わりくらいからまったく手が伸びないというか完全に封じ込まれてしまう感じで、クサクサします。。。昔の将皇はレベル３までしかなかったので、平手で勝ったり負けたりだったのですが、自分が強くなってないのか弱くなったか、レベル５>>レベル３なのか・・・。
ピヨ郎には勝った…。これで今日はおわり。