一昨日の朝日杯の羽生vs藤井戦はニコ生で見ていましたが、他のメディアも含めてリアルタイムで見ていた人は気づいたと思うのですが、羽生さんはやけに頭を掻いていたかと思います。その様子をやや不思議な感じで見ていましたが、今にして思うと、脳をフル回転させて頭が痒くなっていたのではないでしょうか？普通の人でもムシャクシャした時ばかりでなく、必死になって何かをやっている時に無意識で頭を掻きむしっている時が有ります。それにもましてプロ棋士が脳をフル回転させている時のカロリー消費は尋常ではないのでしょうし。真剣だったのは当然としても、持ち時間の短い対局でそれだけ深い集中状態だったのかと思いました。そして、それだけに敗戦の衝撃は見た目以上に実は大きかったようにも思えます。一見すると対局後はいつもと変わらない冷静なコメントで、そんな風には見えませんでしたが、映画の「聖の青春」で東出さんのセリフに有った「私は今日、あなたに負けたのが死ぬほど悔しい」というシーンと同じように、表情や態度に露わにすることはなかったかもしれませんが。普通は悔しければ泣いたり、イラついたり、落ち込んだりするものだと思いますが、羽生さんの悔しいという感じ方は、普通の人とは違って、他の感情に転換して発散させたりせずに、そのままの形で心に留めて消化してしまうのでしょうか。。
昨日の日曜日に理恵さんのツイッター１（アヒル柄ネクタイ）を見ていて、昨日の今日ですぐさま朝６時に起きて名古屋の子供大会の仕事に行くなんて、「流石、羽生さん、やる～」と思ってましたが、夜になってから改めてツイッター２（負けを見るのは何十年経っても苦しい）を見ていたら、直接は関係ないのですが、なんだかぼろぼろと泣けてきました。