中村太地さん、おめでとうございます。私は将棋ファン歴が短いのでいかにも浅いですが、第4局は渾身の力を振り絞って勝ち切った感じがありました。たらればは意味が有りませんが、大多数のプロ棋士がタイトルに手が届かずキャリアを終える訳ですから、ひょっとすると今回がラストチャンスだったのかもしれないし、現実には勝ったので少なくとも来期の防衛戦も有るし、他棋戦も含めて２つ目、３つ目という線が出てきたのかもしれません。運命は最後自分で切り開くものだと、今の太地さんなら（口には出さないでしょうが）、それを秘めた自信という財産にしてもらいたいですね。敗れた羽生さんも最後はサバサバした感じの負けを悟ったような２三銀からの終局で、そして感想戦といった様子に見えました。ただ次は、もうすぐにも竜王戦が始まるので絶対に勝ってもらいたいです。人によっていろいろ意見の分かれるところだとは思いますが、仕事量のセーブを含めて対局に向けた心身のコンディション作りを最優先してもらって、万全の体制で臨めば、やっぱり羽生さんがまだ最強だと思ってます。
僕の方もニコニコ超会議の時の借りが有るので、羽生さんの仇も含めて勝負の厳しさを今度、太地君に教えてあげようと思ってますよ、ふふふ・・・二枚落ちでね。。
今日はそれ以外にもニュースラッシュ？で、里見さんの三段リーグのことが毎日新聞からでてました。第62期三段リーグは10/21から始まるそうです。女流王将戦と女流王座戦の合間というすごい時に始まりますね。ただ雀鬼と呼ばれた桜井章一さんが、「二兎どころか百兎を追え」と言ってます。自分のキャパを広げていけば心に余裕が持てるという意味で、逆に一つに集中というのはどんどん狭くしていってないか気をつけなさいという意味かと思われます（羽生さんが、まさにそんな感じでしょうか？）。女流五冠のタイトル防衛戦と三段リーグの対局を同時進行で体験できるのは世界中で里見さん、ただ一人しかいないのですから、思う存分暴れてください。ニコ生の告知でも女流王座戦の放送をやるとチラッと言っていた気がしましたが、もうすでに放送予定が出てますね。里見vs加藤戦はゴールデンカードだもんなぁ。いやぁ、もう会社に行く理由が完全消滅したと言いたいくらいです。
それと11/11,12に行われるコンピュータ将棋の電王トーナメントのPVも見ましたが、これはこれでワクワクしますね。Ponanza対やねうら軍団という感が無きにしもあらず。（i-Phone対Androidみたいなこと？） どんな将棋が出てくるのか、プロ棋士の人達が一番ワクワクしてほしいですが、どうなんですかね？建前上、大絶賛はしないけどコソ見はするとかでも健全な思考に思われますが、背を向けるのは違うだろうと思うけど、流石にそういう人は居ないですかね？千田さんとかは、すでに半分（以上？）あちらの方なので（善悪抜きで）。
将棋＼(^o^)／万歳