[将棋]11手詰め完了!ピース | 福間香奈さんを応援するブログ!

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 昨日立てた週末の計画に則り、無事、11手詰め残りの5問を解いたので、夜は次の一手に取り組もう。かれこれ、1,2カ月掛ったことになるが、11手詰めの20問は全問正解。おめでとうございます。とか一応自分で言っておく(悲)。全問解けた理由は、単純に解けるまで答えを見なかったからという・・・。昔ブログでどこかに書いたかもしれないが、トヨタ流の話で、探し物が見つからないのは、見つかるまで探していないからだ、というやや禅問答的な話と似た感じか。

 記念に20問目を前回と同じくミニ盤で載せておきます。この問題のタイトルとヒントは、桂をうまく使いたい、金・桂コンビが仕留めるです。パッと見は、2二の角が1三に成って上部脱出を防ぐ、3四の角が動けば開き王手、玉方1五歩、2五銀が壁になっているので玉は壁の上か下で詰ますのか?とかでした。実戦にも表れそうな局面ですが、それだったら5二角成りで飛車を取って王手でニンマリして満足してますね、絶対。さて、この問題の嫌なところは、盤上、飛角が威張っているのに、主役は手持ちの金金桂なのか?というところ。初手もバリエーションが有り過ぎて最後に玉が詰む場所がどこなのか?それらを連動して考えると、では何だ?という出だしで悩みところが多い。自分としては、これは一番はっきりとした詰将棋っぽい手で行くしかなかろうと判断して、それがうまくいった感じ。性格的に他のすべての手順ではうまくいかないことを確認して正解手順に確信を持ちたい派であるが、迷路で全ての誤順路を確認しないと達成感を満喫できないというのでは日が暮れてしまうし、迷路の中で飢え死にするパターンだ。だんだん、正解に一直線で辿りつくのが効率的だし正しい思考方法だというような気がしてきた。こういう風に考えられるようになっただけでも自分的には進歩の証ではないかと思ったりして。。。(低いレベルで。。)

 で、上の問題はヒントの通り桂をうまく使うのですが、最後手順前後みたいなことが絡んで、大駒を先に切ることになるが、そういうレッスンも有ってなかなかスッキリ感有りかつ勉強になる一問でした。

 少し区切りがついたので(次は13手詰め、はぁ~)、本の序文を読み返してみたら、「『あれ、この場面は似ているな』と思ったとき、あとはおのずと解き方が導き出されます。」と書いてあった。この感覚がなんとなく分かりかけてきたようで、大駒は少し離して打つとか、最後の詰む形のバリエーションとか、etc.要素にバラすと過去の経験と記憶を組み換え直していけば見えてくるとでもいうか。恋愛もまったくいっしょですね、・・・とか、ここはそういう締めですか??

 (3月のライオンにチャラ男がいろいろ出てくるので、そのノリが移ってしまった。さ、さ、里見さん、本当の僕は違うんです・・・)