マイナビ準決勝の日程がよく分かっていなかったので、うかつにも今日は会社に行ってしまった。。。それで、昼休みにネットの棒銀君を見たら対局中と分かり焦る。でも結果、先手番ゴキゲン中飛車で甲斐さんに完勝？かな。終盤▲７四金が重たいと言われていたようですが。（ほぼ里見応援ブログonlyになりつつある。。。）
ちょっと前のブログで最近はいろんな本が有ると書いたけれども先週末に本屋で中飛車の定跡本を探したが、ゴキゲン中飛車本ばかりで、基本後手番の駒組み。先手番なら普通の中飛車を目指して下さいとある。その普通の中飛車が分かんないんだけど。。。立ち読みの記憶では、先手でゴキゲン中飛車を目指すと、角交換から△５七角と打ちこまれ後手に馬作られて形勢悪し。先手番でやるなら一手端歩を突いて相手に手を渡し、△８四歩を確認してから進めよとのこと。分かったような分かんないような。。なかなか30年間のブランクを埋めるのは厳しい。いつ頃からどうして角道止めない振り飛車が成りつことになったのか？あるいは逆になぜ昔は駄目とされていたのか？その辺をまとめて理解しないと現代将棋に着いていけない。。。見るだけだから雰囲気でそんな感じって理解でも別に困りはしないんだけど。横歩取りだって昔は3年の患いでNGだったのが今はプロ棋戦では大流行。流行る理由は基本勝てるからということなのだろうが、勝った人の数だけ負けた人が居る訳で、先手有利なら後手は拒否するのが良いのでは？と単純に思っちゃうし、先後優劣無く強い人がやっぱり勝つというなら、尚更合わせなくてもと思う。ただ戦型選択で逃げ回ると結局トータルで損するので相手の得意な戦法に応じて戦うのが大事という面は有るらしいけれど。羽生さんはまさにそんな感じで、目の前の一局を何が何でもモノにするという感じはなく長い目で見るとハイまた一回り成長しましたとでもいうところなのかなぁ。強いから、あるいは既にいっぱい勝ってきたからそんな芸当が出来て又さらに強くなれるという雪だるま方式。富む人は富む。人生さながら不平等だけど勝負士達の世界だから誰も文句は言えまい。あと、横歩取りの先手で１歩得ではあるが手損する、だけれども成り立つ、というなら筋違い角は本当に駄目なのだろうかと思う。まあ取りあえず、分からないことが沢山有ってアマチュアの観将としてはそれを楽しいことだと思うしかない。
マイナビ挑戦者決定戦の決勝の相手はまたしても上田さん。気が早いかもしれないが、６冠完全制覇も現実味を帯びてきたかに思うが油断は禁物。さて来週の女流名人戦最終戦の戦型はどうなるだろうか？先後は振り駒で決めるのかと思うけれども、先手番なら石田流、後手番ならゴキゲン中飛車でずっと来ているが、上田さんが変化して相振り飛車で来るとか？序盤から目が離せない。22日は確実に会社休むぞ、エイエイオー！
明日のイベントに備えて、王座戦の棋譜をもう一回復習して行かないと。今日はもう眠いけどまだ眠れない。眠ってはいけない。