娘は中学受験して
公立中高一貫校に通っていましたが↓
我が家の息子は
娘とは違う中学校を受験。
こちらは中高一貫校ではありません。
選んだ学校は違いますが
どちらも
「『中学受験』をしてよかった」
と思っているので
そのことについて
書いてみようと思います。


中学受験してよかったこと
1.「受験すること」で
得られるものが多い
2.ストレスが減る
3.自分と気が合う友達に恵まれる
1.「受験すること」で
得られるものが多い
①勉強すること、を学ぶ
「しまじろう」から始めた
こどもちゃれんじも進研ゼミに代わり、
受講し続けていましたが
二人とも全く同じくらいの時期から
ほぼ白紙になっていきました笑
娘は中学受験を決めていたこと、
息子も受験する気になった場合に備え
5年生になったタイミングで
塾に入りましたが、だからと言って
二人とも、さほど勉強することもなく
あっという間に6年生に…
2人とも6年生4月から塾で受験勉強開始。
(息子も6年生で受験すると言い出した)
娘→「受験専門コース」
息子→「個別」
(サッカーをやっていたので
時間が合わなかったため)
正直、自宅では
「そんな勉強で合格できるのか?」
という位の勉強量ではありましたが
「机に向かって落ち着いて勉強する」
ということをこの1年間で学びました。
②時間の使い方を学ぶ
習い事のことは、また別で書こうと
思っていますが
6年生の時
娘は、クラシックバレエにピアノに
金管バンド部、と3つを掛け持ち、
息子はサッカーのクラブチームで
週5サッカー
(平日は週3で帰りは8時過ぎ
土日はほぼお弁当持ちで試合)
二人ともかなり本気で習い事をして
いたので、自宅にいる時間が少なく
勉強する時間をなかなか取れません
でした。
短い時間で集中して勉強することが
必要だったので、少しではありますが、
時間を有効に使うために自分で考えて
行動するようになりました。
③受験勉強を通して学んだ知識がある
娘の学校の受験科目は
「適性検査と面接とディスカッション」
科目としては
算数、国語、理科、社会、家庭科、
音楽、体育、図工、の複合問題
といった感じで、学校の勉強だけでなく
少し受験対策が必要でした。
とにかく問われる知識が幅広く特徴が
あるので、子供新聞を取って読んだり
視野を広げることに注力しました。
幅広く色々なことを学ぶきっかけに
なったかなと思います。
息子の学校は
「国語と算数とディスカッション」
こちらの国語と算数は
なかなかの難易度だったので
(有名私立とは比較になりませんが笑)
受験しなければ触れることもなかった
難しい問題を解いたりして
学校の内容より少し踏み込んで
理解を深めることができ、思考力を養う
ことができたような気がします。
2.ストレスが減る
娘が小学校の時よく文句を言って
いたのが
授業中などによくある光景
★誰かが悪いことをして先生が
怒っているのが嫌だ
→ 人が怒られているのを見ると
なんか気分も悪くなるし
自分は何も悪くないのに
待っている時間がすごく無駄。
他のみんなは悪くないんだから
その子だけを後で呼び出して
後で注意すればいいのに!と…笑
★自分が終わっているのに
ずーっと待っているのが嫌だ
終わっている人は、何か他のことを
やらせてくれればいいのに
ただ待っているのが暇すぎる、と笑
中学受験して入った学校は
真面目で一生懸命子が多く
そういう、たわいもないことに関する
ストレスがなくなったようでした。
息子については
誰とでも仲良くできる平和主義な
タイプですが
たまに、ちょっとしたことで競ってくる
「めんどくさい子」がいたようです笑
中学校は「自分を持っている子」が多く
他人のことをどうこう、という子が
少なく、ストレスが減りました。
3.自分と気が合う友達に
恵まれる
娘の学校と息子の学校は校風が
全く違います。
【娘の学校】
★真面目なオタク気質多め 笑
★学校は面倒見がよく
学力的に取りこぼしのないように
きちんと対策してくれるがやや管理型
★宿題過多 笑
【息子の学校】
★小学校から持ち上がりが2/3、
1/3のみが中学受験して入学
性格的に柔らか目な子が多い
★宿題はレポートのような、
考えさせる、時間のかかる物ばかり
★基本的に教科書よりも
ディスカッションのような授業多め
★高校受験があるのに
一切対策してくれない笑
自分できちんとやらないと落ちこぼれる
二人の学校はとても対照的。
娘の学校は、娘の性格に合っていて
娘にとっては
とてもいい学校でしたが
見た感じ「息子には合わない」
むしろ、この学校に行くと
息子の良さが消えてしまうのではないか?
と感じた私は
息子が、姉の学校に行きたい、と
言い出さないように
早い段階から、受験しないで
地元中に行くよう、遠回しに洗脳笑
結果、本人も
娘の中学は行きたくない、と
言っていましたが
洗脳成功 笑
結局、娘の時よりも
「中学受験する子」が増え
それに乗っかりたかったのか?笑
娘に負けたくないと思ったのか?
ご近所の幼馴染が受験すると聞いて?
理由ははっきりわかりませんが
自分で受験をしたいと言い出し
偏差値的には
娘の中学とほぼ同じくらいの学校を
中学受験し、現在通っております。
娘の中学も息子の中学も
それぞれいいところがあり
娘も息子も、自分が選んだ学校が
正解だったと思います。
二人とも、学校には
周りに似たような子が多く
気が合う友達に囲まれて、
ストレス少なく
学校生活を送ることができました。
田舎は都会と比べて、選択肢も
少ないですが
中学受験したおかげで
「自分に合った学校を選ぶ」
ことができ、より充実した中学校生活を
送ることができたかなと思います。
多様性に順応するという意味においては
早い段階から、似たような子が多い環境
の中で過ごしていくことが、マイナス
要素になるような気もしましたが、
実際、悩み多き思春期に、ストレス少なく
楽しく学校生活を送ることができるのは
幸せなことかな、とも思いました。
ムスコは特に
良い意味でも悪い意味でも、
周りに影響されやすい性格で
ラクな方&ダメな方にも流されがち
現在は向上心がある頑張る子が
周りに多いおかげで
「自分も頑張らねば」と思えるようで。
自分を高めてくれる環境、
とてもありがたいなと思います
・・・医学部受験には
直接関係ない話でした
悪しからず