娘は中学受験して

公立の中高一貫校に

通っていましたが


医学部に現役合格できたのは

やはり

「中高一貫だったから」

というのが大きいと思っています。


もちろん

普通に地元中学を経て

公立高校から

難関大に進学される方も

たくさんいらっしゃるので


優秀な人にとって

環境はそれほど関係ないのかも

しれませんし、結局は

「本人の実力次第」

だとは思うのですが。

 

娘のように

一般的レベルの子が

医学部を目指すのには

とてもよかったと感じます笑

 

全国にある

進学実績の高い高校には

中高一貫校が

多いことも考えると


医学部受験に関して

中高一貫は

「must」ではないにせよ

「better」かなと

思ったりもするので


私が個人的に感じた

「中高一貫」のメリットについて

書いてみようと思います。

※あくまでも主観です。悪しからず。


 

中高一貫校のメリット

1.高校の先取りができる

2.高1からすぐに大学受験へ

 気持ちを切り替えられる

3.高校受験がない

 

1.高校の先取りができる

 やはりこれが一番のメリットです。

 中学に比べて高校で習うことは膨大。

    英単語始め、先取りすれば覚えるモノ

    はその分沢山覚えられますし、

    何より、高校の履修範囲をいかに早く

    終わらせて受験勉強に入れるかで、

    演習量も違うし、応用力を養う時間も

    変わってきます。


    実績のある進学校は、学校自体の

    考え抜かれたカリキュラムに沿って

    いけば良いですし、娘の学校のように

    中高一貫とは名ばかりで進度が微妙

    な場合でも、高校受験がないので、

    個人的に計画を立てて自分のペースで

    先取りに力を入れることもできます。


 

2.高1からすぐに大学受験に

  気持ちを切り替えられる

 中高一貫校には高校受験がないので

 中学に入学した時点で

 次の大きな目標は大学受験になります。


 中学の初めには、合格した喜びや

    受験が終わった解放感もあり、

    大学受験もあまりに先のことなので

 勉強については一旦少し失速するかも

 しれませんが、

    中3の終わり頃には

 「いよいよ高校生だな…」

 といった気持ちになり

   高校進学時には

 「よし、さあはじめよう!」

 という感じで気持ちが入ります。

 

   反対に、高校受験を乗り越えて入学

   した場合、高校受験に相当なエネルギー

   を費やしているので、中学受験組の入学

   当時同様、合格した喜びと解放感から

  「とりあえず勉強は一旦置いておいて

      高校生活に慣れてから…」

   となることが多いです。

   実際、登下校含め、生活リズムに

   慣れることや、友達作り等、まず

   高校生活の基盤を作ることに労力

   を費やさなければならないので

   スタートが遅れてしまいがちです。


   加えて

   受験を終えたばかりで、大学受験も

   少し先のことに思えるかもしれません。

   高3になってから受験勉強を始めて

   普通に難関大に合格できる方も

   たくさんいらっしゃいますが

   やはり、少しでも早くから気持ちを

   入れて受験の準備にとりかかった人が

   有利なことには違いありません。


   とにかく、医学部の場合は

   戦う相手のレベルが高いので…



3.高校受験がない

    中高一貫は、高校受験に費やす

    ムダな労力を排除し、その分の

    時間を有効利用できます。

    

    地域によって違うかと思いますが

    高校入試には、内申点が大きく

    関わることが多いです。

    その場合、レベルの高い高校に入る

    ために、まずは「成績」を上げなけ

    ればなりません。


    単純に試験の点数で成績が決まるの

    ならいいのですが、授業意欲や

    提出物の完成度など、基準が明確に

    わからない「先生の印象点」のような

    モノに左右されることも多々あり、

    点数稼ぎのようなことが必要だったり

    5教科以外に苦手があるとなかなか

    苦労したりします。

    真面目に一生懸命やっていても、全般

    的に見ると何となく「器用な人が得」

    という感じも。


    レベルの高い高校に入るのは

    なかなか大変ですし、中3は受験生と

    しての1年を過ごすことになります。

    中高一貫ならば、中3の間に高校の

    勉強の先取りをしたり、資格試験の

    勉強をしたり、部活や習い事に力を

    入れたり、特技を磨いたり、と

    受験に直結しないことに時間を

    使って、自分を成長させることも

    できます。



ただし

多少のデメリットもあるので

気づいたことを書いておきます。


中高一貫校のデメリット

1.学校が合わなかった場合、

   高校でリセットできない

2.大学受験が中学受験以来になる

 

1.学校が合わなかった場合

  高校でリセットできない

 中高の6年間を同じ場所、同じメンバー

    で過ごすことになるので

    (高校から新入生が入る場合もあるが)

    学校生活がうまくいかなかった場合

    何とか中学をやり過ごして

    高校でリセット、ということが

    できません。

    

    中学時代は思春期ということもあり

    人間関係、自分自身のことなど

    悩むことも多いです。

    

    学校生活を普通に楽しく送ることが

    まず第一ですので

    自分に合った学校に進学することが

    とても大事だと思います!

 

 

2.大学受験が中学受験以来

   になる

   高校受験の経験は貴重な経験です。

   中高一貫生は、大学受験が
   中学受験以来の受験になるので、
   最初の受験はかなり緊張することに
   なるかなと思います。



多少のデメリットもありますが
やはり個人的には
医学部を目指すのであれば
中高一貫校がオススメですウインク