以下の内容は連載「イナンナが語る ニビル星人アヌ一族の物語」 より転載させていただきました。

10月のエネルギー



ことばで表現する領域をこえるほど、
いろいろたくさん今起きています。

ということで、長くなるかもしれませんが、
理解していただけるように意識を集中します。

たしかに外的世界に起きていることも含めて、
どちらかというと、
内的世界のほうが、むしろ再調整されています。

先日9月28日の皆既月食をピークに、
多くの種類のポータルが開いたために、
新しい感情や思考、状況が現実に引き寄せられては、
古いものが押し出されるという、
パワフルでありながら、
とても気ぜわしいタイムゾーンを通過中です。
頭の中が思考でいっぱい状態になりやすいです。

決断を迫られていることもきっとあるでしょう。
前に決めたプランで進行しようか、
いや、新しいプランで、と前後を繰り返し、
なかなか決められないかもしれません。
そのような困難な決断も含む、
挑戦的な状況が続いているかもしれません。

皆既月食はあの一日だけのイベントとしてではなく、
少しの間、‘皆既月食シーズン’として余韻を残します。

多くのことが不明瞭であり、また変化し、再形成されます。
そのため不明瞭さと不安が募り、つい他人を批判したり、
ネガティブ分析する人も周りにいるかもしれませんので、
影響を受けないようにしてください。
フラストレーション気味になる前に一歩離れて、
‘楽観的’な気持ちにセンタリングすることが大切です。

というようなことで、巷で噂されていた
‘スーパームーンとアセンション’とはほど遠く、
取り残されたと感じておられるかもしれません。

しかし、あれは、
これからの6カ月間を凝縮させた日でもあったのです。
敏感な方は、美しい月光の元で、
素晴らしく解放された気分と心の奥から沸き起こる
不明瞭な影が交互に入り混じるのを感じたかもしれません。

実は、あのスーパームーンという空のサインから
本格的なアセンションがスタートします。

アセンションとは、誰もが理想とするような、
一瞬にしてエレベーターで、
一階から最上階に上がるような現象ではありません。
挑戦的で正直しんどい経験も伴うでしょうが、
前後を繰り返しながら、
確実な一歩、一歩を実感しつつシフトが起きるという、
いたって現実的な現象です。

あの空のサインによって次なる6ヶ月間が幕開けしました。
それはあなたに多くの癒しと解決、安定をもたらします。
そのための苦労は当然伴いますが、
二元性を超越した融合と、
自分で選択し、自分で考えて解決できるといった
独立心が高まり、さらなる自己確立へと導かれます。

「自分のやり方でやる」という、
いい意味での自己主張がこれから増してきます。
自分のパワーを証明したい気持ちも募ってきます。

「自分がほんとうに必要とすることはなにか?」
「私の立場は?」
というような疑問が湧いてきたりもします。

平等で、もっと愛が感じられる
真のパートナーシップへの要求も募ってきます。

光と影、自分の立場と他の立場、安心感と将来への不安、
ポラリティ(両極)に引っ張られる感覚があります。 
次なる6ヶ月間は、あらゆる2極性が融合へと向かいます。
パラドックスに橋を架けるワークを意識してください。

感情的にならずにすんなりと手放すという、
デタッチメントの訓練でもあります。
しかし、諦めたり、切り離すのではなく、
参加し続ける忍耐力も試されます。

決断や選択には、極端な方法ではなく、
シンプルかつ容易い方法を見出し、
できるだけ穏やかなやり方を。

「ねばならない」という、
自分への厳しさは反応や抵抗を引き寄せます。
もっとも大切なのは、自分を許すことと柔軟性です。
さもなければ、結果として健康を害します。

バランスと調和をもって、
融合へと向かうようにすることが、
すなわち、自ら学んで進化する、
これがこれからの最大のテーマでありゴールです。

10月7日から10月中旬にかけて、
新たなるエネルギーの上昇によって、
次なる展開への鍵となる人物に出会う
チャンスが訪れるので社交的になってください。