ハイ、ブログは2022年9月に戻りまーす!!!


毎年恒例の御嶽山登山日本国旗

いつも岐阜県の濁河温泉から登っていて

しかも、山頂には未だに行っていなくて

一度くらい山頂に行かなくては....と思い

今回は、初めて長野県側から行ってみることにしました。



てゆーか、いまさら、山頂までは長野県側からが近いんだ?!と知りました(笑)

日帰りでも行けるけど五の池小屋が好きで泊まりで行けないか

天気と空き状況をチェックしていましたが

前日の天気が微妙だったから、日帰りで行くことにしました。


中ノ湯登山口駐車場は広いしトイレもあるけど

ここで車中泊はなんとなく怖くてあせる

道の駅日義木曽駒高原で車中泊しました。


朝5時半前には駐車場に着いたけど、既に満車に近い状態でしたが、無事に停められました。

噴火した日に近い休日で、天気も良かったから余計かな。


6時過ぎに、中ノ湯(六号目)から登山開始ランニング


左は百間滝!懐かしいですなぁ。

百間滝に行ったのはもう何年前だろうか。

今回は右の登山道ですランニング


比較的緩やかな樹林帯を40分くらい登ると行者山荘

(七合目)

ロープウェイを使えば、この40分を省けます。


行者山荘の裏に沢が流れていて渡渉。



登山していても、やっぱり沢があると元気が出ます。


また、ひたすら登って行く。濁河からの登山道より歩きやすいかな?

途中、振り返ると、雲海が雲


八合目の女人堂に着くと、登山者がけっこういました。



なぜ、ハム太郎???


手拭いが可愛くて、買おうか悩んだ末、買わなかったけど

やっぱり買えば良かったかなあ、と少し後悔。


ちょっと休憩しつつ、山々を眺めます。


ズームしてカメラ先っちょに槍ヶ岳?ということは

正面に見えているのは

私の行きたい穂高連峰かな?


雲ひとつない青空晴れ


紅葉もちらほらもみじ楽しみつつ、また登って行きます。


何回も振り返って見てしまう、雲海のじゅうたん雲

登山の楽しみのひとつ音譜


だんだんと岩がゴツゴツ荒々しくなってきました。


九合目石室山荘からの眺めも良かったです。



こちらは中に入れませんでしたあせる


だんだんペースが落ちていて、また少し休みました。


ニノ池が見えてきました。

以前は向こう側から、ニノ池まで来ました。


さらに登って行き、左側を見下ろすと

噴火が起きた王滝山頂や、地獄谷.....

最も被害があったところが見えました。


標高が上がってきたせいなのか、それとも.....

わからないけど呼吸が苦しくなってきて

涙が出てきそうなのを堪えながら、進みました。



山頂直下には、新しく作られたシェルター。


その先に........


これを見た瞬間に、涙がぼああって出てしまいました......。


..............苦しくなってしまいました。


少し心を落ち着かせて、最後の階段へ.....



そして

御嶽山8年生にして、初めて山頂までやって来ました。

コースタイムは3時間ちょっと。


そこにあったはずの一ノ池は、灰に覆われてしまっていました。


こちらもまた、グレーに変わってしまった

二ノ池と新しく建てられた二ノ池山荘家

私が以前、二ノ池に来たときは

まだ山荘は建設中で

二ノ池は、まだ半分はきれいなグリーンが残っていました。


その時の、二ノ池↓↓↓4年くらい前かな?



灰で刻まれた線と、向こうのふわふわ雲。


富士山も見えました富士山


しばらく、いろんなことを思いながら

山頂で過ごしていました。


階段をおりると

新しい山頂標識を担いで来たひとたちがいて

写真を撮らせていただきました。


御嶽山麓の三岳小学校の生徒がデザインして作られたという。

そして、その小学生たちも今、登ってきている、との事でした。


下山を始めたら、その小学生たちに出会って

なんだかウルウルしてしまいました(/ _ ; )


3年生といっていたかな?

あの噴火の頃生まれたのか、そのあと生まれたのか?くらいの年かな。

あの悲しい事故を悲しいだけで終わらせず

未来に繋いで、また愛される御嶽山へ....

こんな小さい体で、元気に登ってくる姿に

いろんな面で励まされました。


そして二ノ池へ。




二ノ池は、グレーに埋まってしまったけど

そばにまた新しい池ができていてビックリしました。


二ノ池から、サイノ河原におりていき

二ノ池ヒュッテにも寄ってみたかったのに

分岐をまちがえて、眺めただけになってしまいました汗


巨大迷路のようなサイノ河原


真ん中のあのくぼみあたりに源頭があり

そこを下ると日本最高所の滝があります。

兵衛谷、シン谷を遡行してきた時の思い出がよみがえります。


三ノ池が見えてきました。


いつ来ても美しい光景です。



いつかお世話になった避難小屋。扉が新しくなっていました。

いつか低体温症になった身体をここで取り戻した。

あの時、おでんさんがくれたホットコーヒーを忘れないコーヒー

もうあんな滝旅はできないのかな.....。




三の池のほうへ下りて行きます。


1年ぶりの五の池小屋家


大好きな五の池小屋。手作りケーキは宿泊者限定になってしまっていたので、コーヒーだけコーヒー


パラソルのとこが空いていたから、ごろん。



なんと贅沢な雲上のテラス。しあわせ〜ラブラブ


飛騨頂上にもご挨拶。


映画「君の名は。」とダブる四ノ池


独立峰でこれだけいろんな魅力が詰まっているお山って

他にあるのかな。

御嶽山に出会って、山の素晴らしさを知ったよ。

特別なお山。


三ノ池の下までやってきました。


こんな標高高いところにある澄み切ったこの色が神秘。


帰りは三ノ池から、女人堂に繋がっているルートで下山しました。

この頃にはガスに包まれていて、景色は何もなし。



岩に囲まれた道で、2回くらい沢を渡渉したかな?


これは、たぶん四ノ池から流れる幻の滝の下流にあたるところかなあ??


岩がカッコイイ。


スタスタと下って、女人堂で、行きのルートと合流。


行者山荘の、ちから餅がかなり気になったけど

早めに帰りたかったから、食べずに下山あせる




14時半頃、無事に下山。


御嶽山8年めにして、初めて長野県側を歩く、山頂に行く

という回でしたが

長野県側から五ノ池小屋泊すれば、御嶽山丸ごと全部楽しめそう音譜と思いました。

今回寄らなかった摩利支天や、四ノ池周回も!


今年は行けないかも、と思っていた恒例の御嶽山登山

行けて良かったです(●´ω`●)



うさぎおしまいうさぎ