帰り道ひとりになった途端
涙が溢れた。

ワカラナイ。

わからないけど久しぶりに子供みたいに声を上げて泣いた。

月がずっと帰る方向で輝いてた。


胸が痛くて痛くて苦しくて苦しかった。
大切なひとにまであたってしまった。


苛々するのも誰のせいでもなく自分がおかしいからで
歌えないのも自分の努力が足りないからで
言葉が見つからないのも自分の頭が足りないからで



あの子を傷つけたのも
あの子の命を救えなかったのも

お父さんが死んじゃったのも


全部ごめんなさぃ。



いなくなればいいのは
あたしの方だった。
そうだった。