ぶつける相手がいない、イライラ。 | るいの徒然なブログ

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過去、現在、未来を、さまよい続ける、るいの頭の中

夕方になると、
私を、襲ってくるものがある。

それは、
離婚する前、
まだ、結婚して間もない、
夕方、ごはんを作っているときだった。

ふと手元を見ると、
包丁を持つ手が震えていた。

そうだった、
そろそろ、
夫(当時)が、帰宅するメールがくる時間だから。

一緒に生活し始めた、その夜、
「結婚は人生の墓場」
と泣いた私。

婚姻届の紙を、役所にとりに行ったとき、
「離婚届」を、自然と手に取っていた私。

いつも、マザコンな夫(当時)に、
「ママなら、そんなことは言わない」
「ママなら、優しいのに」
「ママなら、ごはんおいしいのに」

外ずらの恐ろしいほど良い夫(当時)だから、
友達に、日々の悩みを告白しても、

「贅沢な悩み」

だから、
誰にも、話せなくなった。

調停委員に、
「お互い、傷が浅いうちに・・・」

夫(当時)は、浅いかもしれない。

しかし、離婚して、半年くらい経ったのに、
元夫のDVが、頭から、離れない。

シェルターの職員に、
「子どもいなくて、良かったじゃない」

元夫は、
「子どもはできても、堕胎しろ」
と私には、暴言を吐くのに、

他人には、
「早く子どもを抱きたいですね」
なんて、笑って言っていた。

元夫の心は、死んでいる。
人ではない、物体と生活をしてしまったため、

私の心は、
かなり、バラバラに。

少しずつ、
積み木を、
慎重に、積み重ねているけど、

あの震えのため、
せっかく積んできた積み木は、
ガタガタ、崩れていく。

わかっている!

もう、イライラしても、
ぶつける相手はいない。

その時、あるカウンセラーの言葉が頭をよぎる。

「そんな相手も、あなたが選んだ人でしょう」

DVは、保護されたり、離婚が成立したら、終わりかって?

実際は、それからの方が、精神的には、かなりつらい。

いつか、
この震えが、なくなることを、
ただただ、祈る日々です。