最近、寝つきが悪い。
というか、眠れない。
そんなある日、なんとか朝方寝付き、
目覚めの寸前に見た夢は
強烈だった。
目覚めのきっかけは自分の悲鳴。
声を出そうとしても出すことが出来ず、
本当に絞り出すような声と、
両足をばたつかせた自分に気づき、目が覚めた。
めちゃくちゃ怖かった。
私は夢の中身を雰囲気だけ覚えている事の方が多い。
が、これは本当にショートで、
あまりにリアルすぎる内容で、はっきりと残った。
私は何かの治療でベッドに固定されていている。
ベッドの天井、上の方には棚があり、
なぜか、そこには白い鹿の角が沢山置いてあり、
その棚の陰から、ゆっくりと見知らぬ男の顔がのぞき始めた。
男は私を見つめたまま、表情を一切変えず、ゆっくりと手を動かし、
鹿の角を動かし始める。
私はそれが私に向かって落とされる、と分かり、
必死で、右手を伸ばし、男を指差し、
医者に知らせようとする。
が、どうにもこうにも声が出せず、気づいてくれない。
そしてそれが私に向かって刺さるように落ちてきた時、
どうやって発声したん?と思うような、
絞り声と足のばたつきで目を覚ました。
もう外は明るかった。
風を通すため、窓を少し開けていた。
絞り出した声質を覚えていて、
(さすがや。。)
誰かに聞こえたかも?と思うと恥ずかしかった。
でも、そんな分かりやすい普通の悲鳴で無かった。
あまりにも動物的で、
だから、一瞬だし、聞こえても、何かわからなかった?
かもしれない、と思った。
怖い夢を見た。。
良い睡眠を得るよう調整しなさい、って
注意されたのでしょう。。ね。ね。ね、