エナジー メディテーション ヒーラーの
猪井清花(いのい さやか) です。
「気づき」にはとても価値があります
「気づき」によって変化を起こせるからです
このため私は、
「気づき」の価値をお伝えし続けています
どうして、こんな「不幸な」出来事が
自分に起きるのか……
そう嘆くような
体験をされた方も
多いと思います。
私にもいくつかありますが……
でも
しばらく経ってから
振り返ってみると
その出来事があったからこそ
自分の意思では拓けなかった道へと
導かれたのだと
しみじみ思うことがあります。
私の体験です。
私は36歳のとき
当時勤めていた会社を
リストラされました。
理由は、会社の経営悪化。
事業所の統廃合が
行われることになり
私が所属していた部署も
他県の事業所に移転することになりました。
私たちは、選択を迫られました。
事業所が移転する、他県に転居して
その事業所に勤務するか
それとも
翌月退職をするか
どちらかを選ぶように
言われました。
同じ部署の数名は他県に転居して
会社に残る選択をしました。
でも私は
シングルマザーとして
小学校低学年の息子を
育てていたため
他県に引っ越し
息子にも転校させるという
選択はハードルが高かったのです。
しかも
経営が悪化して
転居するか、退職するか
選択を迫る会社に
転居してまで
希望をつなげることも
できませんでした。
そのため
私は退職を選択しました。
会社都合なので退職者には「違約金」が
支払われる条件でしたが
それでも
月々の収入が絶たれることへの
不安は変わりません。
さらに、今まで
会社のために貢献してきた
という自負もあり
自分の存在が完全否定されたようで
精神的にもとても辛い体験でした。
退職後、すぐに新しい仕事を求めて
履歴書をあちこちに送りました。
100通以上、送ったでしょうか。
でも、そのほとんどは
書類審査で落とされ
送り返されてきたのです。
私はテクニカルライターという
あまり一般的ではない
職種だったこともあり
また
36歳という年齢もあり
新しい就職先は
なかなか決まりませんでした。
このままずっと、無職だったら
どうしよう……と
一人になると
不安で不安で仕方ありませんでした。
それでも半年ほど経った頃に
なんとか、就職先が決まりました。
でも
ほっとするのもつかの間。
数か月後には
この会社でもリストラが始まったのです。
私は入社したばかりでしたので
そのときは
さすがにリストラにはなりませんでしたが
別会社への出向となりました。
数か月単位で、勤務地が変わる可能性がある
という話も入社してから聞きました。
初めからその条件が分かっていたら
入社してないかもしれません。
会社への不信感がつのりました。
また
こんな状況ではいつまた
リストラされるかもしれないという
不安も膨らみました。
もう二度とあんな思いはしたくない
と強く思いました。
「このまま、この会社にいても
先は見えている。
私はどうしたらいいのか?」
とずっと自分に問いかけていました。
そうすると
すぐに答えがみつからなくても
何かきっかけをみつけたい
と思うようになりました。
当時はまだインターネットでの
情報検索がそれほど
実用的ではなかったため
新聞や広告、駅においていある情報誌など
目にふれる情報を
毎日、片っ端から目を通すようになりました。
そうこうしているある日
購読していた新聞のある記事が
目についたのです。
今から思っても不思議なのですが
その記事は
最初に見たとき、光り輝いて見えたのです。
そして、この記事から私の道は
急激に拓けていったのです。
続きは次回書きたいと思います。