さだまさしさんの「償い」
以前、
さだまさしさんの歌の世界に夢中になり、
さださんが書き綴る歌詞の表現、
紡ぎ出される言の葉に、
とても惹かれていた時期がありました。
さださんの歌の中でも、特に気に入った歌は、
iTunesでダウンロード買いして、
古いiPadAirに入れて、聴いていました。
この歌に関しては、
昔、ある裁判で、裁判官が、
反省の色を見せない若い少年達に対し、
さだまさしの「償い」を聞いたことがあるかとたずねた、
というエピソードがあります。
「この唄の、せめて歌詞だけでも読めば、
なぜ君たちの反省の弁が、
人の心を打たないかわかるだろう」と諭した。
という話を、ニュースで聞いたことがありました。
この歌もまた、1つのストーリーになっていて、
フルコーラスで最後まで聴くことで、
1つの歌として成立します。
6分近くあるようですが、
曲が始まってしまえば、
歌の世界に一気に惹き込まれてしまうので、
長さを感じさせられることなく、
聴き終わります。
知人の実話を基に書かれたという歌詞は、
ストーリー展開にドラマがあり、
心を揺さぶられ、
聴きながら、涙腺を刺激されていました。
他の悲しい歌とは、
一線を画す存在感を放つ歌です。
悲しみだけでは終わらないところに、
1つの希望が見え、気持ちが救われる歌です。