子どもの頃、
日曜の夕方になると、テレビの前に居座り、
フジテレビ系列で放送される、
[ちびまる子ちゃん]を観ていました。
日曜夜は、
アニメに釘付けでした。
①ちびまる子ちゃん
②サザエさん
③キテレツ大百科
④世界名作劇場[愛の若草物語、ピーターパン、私のあしながおじさん、トラップ一家物語など]
アニメ4作品が連続で放送される時間帯で、
フジテレビ系列局で放送される、
アニメ作品リレーを観て、
楽しんでいた子どもでした。
主人公のまる子は、
祖父母と両親、姉と暮らす、6人家族。
親友のたまちゃんや、お金持ちの花輪くん、
ガリ勉な丸尾くん、地味な藤木くんと永沢くん、
花輪くんに心ときめく乙女な、みぎわさんなど、
個性的なクラスメイト達と一緒に、
小学校生活を送る女の子。
キートン山田さんの、
当時のナレーション進行で、
“まる子”こと“さくらももこ”という、
小学生の女の子の日常を描かれていました。
絶世の美少女というでもなく、
抜群に賢い優等生というわけでもなく、
才色兼備ではなく、至ってごく普通の、
どちらかといえば、面白い、
平凡な女の子という印象が強かった、
主人公のまる子。
主人公のまる子は、
原作漫画家のさくらももこ先生の、
子どもの頃のようで、
まる子は、
さくら先生の分身なのかなぁ??
と思いながら、
アニメを面白楽しく観ていました。
そんな主人公のまる子の声を演じていた、
声優のTARAKOさんの声も、
子どもの頃の私にとっては、
とても馴染み深いものでした。
特に好きだったのは、
まる子と友蔵おじいちゃんとの関係です。
まる子が、何か失態して、
お母さんやお姉ちゃんには叱られ、
呆れられていた場面を覚えていますが、
友蔵おじいちゃんは、
いつも、まる子に優しかった印象がありました。
さくら先生の実際のおじいちゃんは、
友蔵おじいちゃんほど優しい人ではなく、
厳しい人だったと聞いたこともあります。
まる子と友蔵おじいちゃんが醸し出す
ほのぼのとした関係性に、子どもながらに癒され、
友蔵おじいちゃんみたいなおじいちゃんが、
私にも、いたら良かったなと、
思っていた時期がありました。
心の俳句を定期的に公にダダ漏れさせる、
そんな友蔵おじいちゃんとの関係が好きでした。
また、そんな、
ほのぼのした心地良い時間を感じるのに、
まる子役のTARAKOさんの声は、
欠かせませんでした。
キャピキャピした可愛い声質ではないからこその、
面白さが、そこにありました。
TARAKOさん、
まる子の声で、
子どもの頃の私を楽しませてくれて、
ありがとうございました。
TARAKOさんの声だからこそ醸し出せる、
まる子の空気感、雰囲気が、
とても好きでした。
まる子の姿を見ると、
TARAKOさんの声が、
自然と脳内で自動再生され、
聴こえてきます。
その声で、
お茶の間の子どもたちを、
たくさん楽しませてくれたTARAKOさん、
安らかに天国へと旅立たれますように。
合掌✨🙏
天国へと旅立ったら、
大人になったまる子=さくら先生と、
会われるのかな。
歳を重ねて大人になり、
私は、アニメ鑑賞に時間を使うことが、
なくなりました。
そんな私とまる子を繋ぐものは、
ケーズデンキのCMでした。
はぁ、
[Dr.スランプ アラレちゃん]と[ドラゴンボール]、
原作漫画家の鳥山明先生の急逝に続き、
子どもの頃に慣れ親しんでいた、
アニメ作品に関わる方の連日の訃報は、
さすがに寂しい気持ちになるな(;´Д`)
[ドラえもん][パーマン]
[エスパー魔美][キテレツ大百科]等を描かれた、
生みの親、漫画家の藤子・F・不二雄さん、
(藤本さん)
[忍者ハットリくん][怪物くん]等を描かれた、
生みの親、漫画家の藤子不二雄Aさん、
(安孫子さん)
[オバケのQ太郎]を共作で作られ、
個人でも名作を生み出していた、
藤子不二雄のお二人が亡くなった時と、
同じようなショックと衝撃、喪失感に、
襲われている( ºωº ;)