以前にもお邪魔したことのある、京都の六角堂・・・☆(過去記事にリンクします)
天気のよい日に、また伺ってきました。
聖徳太子が子どもの頃から大切に持っていた「如意輪観音像」が
「ここにとどまって、衆生の救済にあたりたい」
と聖徳太子に告げたことからできた六角堂は「いけばな発祥の地」。
境内の北側には、聖徳太子が沐浴した池の跡というのがあり、
この池のほとりにお坊さんが住んでいたので「池坊」、
そしてこのお坊さんが朝夕、お花を供えていたのが
いけばなの始まり、ということなんです。
聖徳太子ゆかりの地は、
大阪の四天王寺もそうでしたが
地に足がしっかりつく、
安定感のあるエネルギーを感じます。
あとは、その都市の要所をおさえて寺院を立てていらっしゃるのだな、とも感じます。
つまり、「その都市を護る」という意味もあったのでしょう。
京都の「へそ」、中心地にあったということで、この石の名前は「へそ石」。
もともとは門前の六角通りにあったけれど、明治時代にこちらにずらしたそうです。
今回気になったのは、こちらの仏像。
こちらにある仏像やお地蔵さんは
「衆生の救済にあたりたい」とか「参拝者の願いをかなえてあげよう」とか
優しいエネルギーを感じます。
そしてこちらの柳。
お妃を探していた嵯峨天皇が、「六角堂の柳の下を観よ」という夢の中でのお告げに従い、
こちらに来たら絶世の美人が本当にいたのだそうで、
その伝説にあやかろうと、柳の枝2本におみくじを結びつける人がたくさんいるのですが、
考えてみれば実は私も、貴船神社の縁結びツアーの直後、六角堂をお参りさせていただき
その帰り道に京都オフィスを見つけました。ダブルでご利益をいただいたのかもしれません。
ありがたいことです。
この柳の枝、「欲張って3本におみじを結ぶとややこしいことになるから2本で」と
お花の先生にアドバイスいただきました。
立ち寄ることがあれば、縁結び祈願してみてください。
で、おすすめはその裏のスターバックス。
この角度から六角堂を見ることができます。夜景もキレイ。
◆アクセス◆
京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町248・・・☆☆☆(六角堂のHPへリンクします)
京都市営地下鉄「烏丸御池」5番出口3分
阪急京都線「烏丸」21番出口徒歩5分
拝観時間は朝6時~夕方5時まで