年始に、浅草で働く友人に会うと、
何やらよいことがあった様子。聞くと、
「とあるところにお詣りにいったら、
翌週、すごくいい出会いがあったんだ~」
それはどこかと尋ねたら
「待乳山聖天」
とのことで、さっそく訪ねてみました。
浅草駅から歩くこと約10分で到着。
こんもりとした丘の上にあるのですが、
入り口のあたりから、
もう、パワーが伝わってきます。
なぜ「大根」か。それはおいおい説明します。
いただいたリーフレットによると、こちらの歴史はとても古く
推古3年(推古天皇の時代ってこと、西暦594年) 9月20日、
浅草寺の観音様が現れる前兆として、
一夜のうちに湧きでた山なんだそうです。
そのとき金の龍が舞い降りて山を護ったため
「金龍山」と呼ばれるようになり、
さらに推古9年、この付近が水不足に見舞われた際
十一面観音菩薩を本地仏(本来の姿)とする
大聖歓喜天(聖天)が
この山に降り、人々を助けられたのが始まりとのこと。
観てみると、こんな風に、とても大きな聖天様が
確かに山に降りていらっしゃる姿が観えました。
※足元の、緑色のが金龍山です。
大根は人間の迷いの心を表し、お供えすることで
それが洗い清められ、
良縁をもたらし夫婦円満になるといわれているそう。
↓大根2つ、和合を表しています。
こちら、境内のあちらこちらで見ることができます。
もう1つ境内でよく見るのは巾着。
商売繁盛の象徴だそうです。
続く。
◆アクセス◆
東京都台東区浅草7-4-1
待乳山本龍院
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