以前、セッションで
「私には、なぜか知らないんですけど
自分には何か大きな才能があって、
それを開花させると、何かすごいことが
できちゃうんじゃないか、っていう
漠然とした思いが、子どもの頃からあるんです。
でも、それが何かがわからないし、
そもそも、何を根拠にそう思っているのか、
さっぱりわからないんです」
というご質問の原因をリーディングしたときのこと。
私に見えてきたのは、
新生児用のベッドで寝ている
赤ちゃんに、かわるがわる話しかける
ご夫婦の姿でした。
「この子は何か、大きな才能を持っているんじゃないかな」
「そうね、何だか大物になりそうな泣きっぷりだものね」
・・・お父さんと、お母さんでした。
お父さんとお母さんが、その方が赤ちゃんの頃に
大きくて漠然とした「期待」のエネルギーを
注いでおり、それをその方は持ち続けていたのです。
「原因がわかってスッキリしました。
私、漠然とした期待には、応えません」
とのことで、そのエネルギーはお掃除させていただきました。
その後、「何かを成し遂げられていないのではないか」という
罪悪感も、すっきりなくなったそうでした。
赤ちゃんは本当に、非言語コミュニケーションに敏感だと
実感した出来事でした。
※許可をいただいて掲載しています。