石段をずんずん上がっていくと・・・
こんな、神々しい末社が。
「結明神社」、
ご祭神は「結明神(日精・月精)」
男女の縁結びの神様、とあります。
こちらの神社には、「男女対」になっているものが多く、
手水舎にも「紅白二龍」が。
説明書きによれば、伊豆山の下には
紅白の二龍がいて、
尾は芦ノ湖につかっていて、
頭は伊豆山の地下にあり、
温泉がわくところは、龍の
目・耳・鼻・口。
白龍は父、赤龍は母の象徴で
夫婦和合や家内安泰、縁結びの
象徴なんだそうです。
なるほど・・・
確かに龍がいるかも知れません。
そう思ってしまうエネルギーでした。
それから、「男女対」というところでいくと、
社殿の両脇にある御神木の「なぎ」の木も
「おなぎ」「めなぎ」があります。
こちらの神社には
「なぎの葉守」というお守りがあるのですが、
「おなぎ」「めなぎ」の葉が1枚ずつ
入っていて、
縁結び、大願成就、災難よけ、
交通安全、試験合格、
福運招来、それから
男性がめなぎの葉を、女性がおなぎの葉を
持って「夫婦相愛の証」にしても
よいのだそうです。
先ほどから「縁結び」という言葉が何度も
出てきていますが・・・
こちらの「縁結び」は
「今年絶対結婚したいんです。
どんどん出会いの場に出て行きますので
ご縁を授かりますように」
くらい強い意思の人を、とくに
応援してくださるような印象を持ちました。
政子さんも、
「頼朝じゃない人のところに
嫁に行きなさい」と親に言われて、
夜道をまっしぐら、伊豆山神社に
ひた走ったそうです。
「この人と結婚する」という
強い意思を持っていた彼女に
パワーを授け、
背中をぐいっと押したのが
伊豆山神社の神様だったのでしょうね。
続きます。
◆アクセス◆
静岡県熱海市伊豆山上野地708 番地1
熱海駅から、伊豆山神社ゆき
または 七尾ゆき バスで約7分だそうです。