続きです。
景福宮「勤政殿」の四隅を守るエネルギーのトーンが、
微妙に違うことに気づいた私。
「なんでだろう~」と思った瞬間、
「それぞれの方角ごとに、守り神が違うからねぇ」
というメッセージが。
まわりを見回すと誰もいませんでした。
この方以外は・・・。
「えっ? しゃべった?」
思わず反対側に回って、人間が隠れていないかどうか
確認してしまいました。笑。
「そうか。四神(東の青龍・南の朱雀・西の白虎・北の玄武)が
それぞれの方角を守っているんだもんね~。
それはエネルギーが違うはずだよね」
と思いながら、それぞれの方角の石物を確認に行くと、
「こちらは東なので青龍が守っています。
ちなみに南は朱雀・・・・」
と、他の日本人観光客向けに、地元のガイドさんが
日本語で説明をしていました。こういう風にバッチリ
タイミングが合うときは、
「そうだよ~そういうことだよ!」
と、答えが返ってきたということ。
ちょっとうれしかったです~。
と、いうわけで。こちら東の守り神、青龍さん。
こちら南の守り神、朱雀さん。
こちら西の守り神、白虎さん。
北の守り神、玄武(亀に蛇が巻きついたもの)さん。
以前のブログで紹介した明治神宮も、北を「亀石」が守っていました。
こんなところに共通点があったんですね。
勤政殿の月台には、36体の石物がありますが
どれもちゃんと精霊がやどり、
宮殿を守る役割を、何百年にもわたりしているのですね。
石物は、「天災地変を防ぎ、幸せを招いて困難を克服する力を
与えてくれる」と言われているそうです。
確かに、石物は皆すご~くパワフルでした。
チャンスがあれば、ぜひそのパワーを感じてみてください。
(つづく)