その日は仕事で関西地方へ行き、
午後3時半の新幹線で東京に戻る予定でした。
10分前に駅につき、改札をとおりダッシュでホームへ。
お土産を買って新幹線に飛び乗り席をめざしてダッシュ。
改めて席番号を見ると・・・
あれれ。
私はいつも、通路側の席を予約するのに、なぜか
チケットの席番号は窓際になっていました。
おかしいなーと思いつつ、通路側に座っていた人に
「すみません」といって、窓際に座らせてもらいました。
通路側の人は、「はい」と立ち上がって
座らせてくれました。ちょっと年下かなと思う男の人で、
漫画に夢中でした。
しばらくして車掌さんが来ました。
検札も無事終わり、さーて、仕事の続きをしようと思ったら
なぜか、南国の海が見えてきたのです。
なぜ今このビジュアルが? と思い透視してみたら
なんと、となりにいた男の人は、その島で過去に転生したときの
私のだんな様でした。
幼馴染で、いつも一緒に海のほうへ散歩に行っていたのです。
びっくり!
でも、まさかいきなり「あのー、昔夫婦でしたね」とかいったら
怪しい人(苦笑)ですから、黙っていました。
でも、なんていうんでしょうね。隣にいて、
とっても懐かしいような、安心できるような感じでした。
おりるとき、昔のだんな様を観察してみました(笑)。
まじめそうなひとでした。
さて、そのあとがちょっと不思議でした。
改札で改めてチケットを見ると、
私は午後3時半の新幹線を予約していたのに、
チケットの発車時刻は午後3時41分になっていたのです。
私は乗る前にはチケットに書いてある発車時間を確かめず、
予定通り3時半の新幹線に乗ったので、
もともと座るはずの席とは違う席に
すわっていたんですね。
でも、そのお蔭でその人の隣に
すわることができたのです。
その後会った人に話したら
「入場したとき、改札機から出てきたチケットが1人ずつ
ずれていたんじゃない?」と言われたのですが。
全然気づきませんでした。
そんなことあるんでしょうかね。
ちなみに、私の席には
誰かが「そこ、私の席です」といいに来る
こともありませんでした。
後日リーディングして分かったのは、
その日、そのとき、その人に会う約束を
過去世でしてきたので、
偶然に偶然を重ねて
会ったのだということ。
懐かしい人に出会えたことが
とても嬉しい出来事でした。