人生初
親に貰ったこの体に、とうとうメスを入れてしまいました
前回ご報告しました、フジの病である「老化」が原因の
「黄斑上膜」
の手術を今月上旬にやって参りました
この手術をすると、白内障の進行が早まるらしく、
半世紀チョイ生きたおタエに既に白内障の症状があったらしく
(そのこと自体もかなりショック!!)
おまけに手術中に発覚した、黄斑上膜が原因で出来たと思われる
網膜剝離まで合わせて3点セットをチョチョイのチョイと、
こなして参りました!
まぁ、おタエは横になってるだけだけどね
でも、部分麻酔ゆえの恐怖の体験。
真夏の夜にふさわしい、絶叫必須の小話を少々。。。
まずは、前日の点眼から準備が始まります。
〇雑菌を殺す役回りの目薬:レボフロキサシン
朝・昼・夜・寝る前の4回
手術当日はさらに1種類加わります。
〇雑菌を殺す役回りの目薬:レボフロキサシン
朝・9時・9時半・10時 の4回
〇白内障の手術用の瞳孔を開く役回りの目薬:NMD
10時半の予定が少し早まり、10時15分にこの時点では
まだ余裕ぶっこいてるおタエが、ヒョコヒョコと手術室に
入りまぁ~す
歯医者のようなフルリクライニングシートに座り、
そこからはまな板の上のおタエ。。。。
入れ代わり立ち代わり看護師さんが麻酔の目薬をバシャバシャと浴びせ、おタエの心臓は爆発寸前・血圧爆上がり
「大丈夫ですよ~!」と、たぶん心にも思っていないような
お気遣いの言葉を頂き、トドメの注射の麻酔が眼球に打たれ
ムニュ~~~
っという感触だけが伝わり、この時点でおタエ廃人状態
とは言え、眼球のみの部分麻酔なので
そうです!
そうなんです!
耳は元気なんです!
いらないほど元気なんです!
そして、こんな時ほど敏感にいろんな声が聞こえるんです!
(もぉ~お願いだから・・・
「あっ!」 とか
「えっ?」 とか
「んっ?」 とか
だけは、言わないでぇ~~~~)
と、それだけが頭の中でグルグルグルグル・・・
しかし、耳に聞こえてきた言葉は。。。
執刀医「あ~そう言えば、〇〇さんと会ったの?」
助手先生「え~!お話させていただきました。」
執刀医「あっそう、良かったね」
助手先生「お陰様でいい時間過ごせました」
執刀医「あの人ゴルフ好きだよね」
助手先生「ええ、そうみたいですね」
とかなんとか。。。
眼の恐怖より、先生の会話が気になって気になって
「〇〇さんで誰っ?」
「どこの人?」
・・と、うっかり勝手に知らない会話に入りそうな勢い。
(やべぇ~!やべぇ~!おタエに1ミクロンも関係ねぇのに
あやうく主婦の井戸端会議と勘違いして会話ドロボー
しちゃいそうだったわぁ~ )
っと、そんな感じで時間は過ぎ、目の痛みもなく恐怖も
おさまり始め、ただただ目の中をゴチョゴチョといじられ
ている状態が続きます。
そのうち目の前の景色が、水墨画のような万華鏡のような
「〇」や「ニョロニョロ」や、絵の具を水に垂らしたような
「ウニョウニョ」が見えてきて、怖さより妙なテンション・・・
(あれっ?
なんかぁ~~~
たのしくぅ~~~
なってきたぁ~~~~~~)
そんなこんなでさらに時間は過ぎ、もはや妙なテンションで
眼の中いじられながら、頭は一人遊び
「アハハッ!アハハッ!アハハハッ!」
っと、完全に変態中年女が出来上がってたね。
しかし、流石名医と言われるドクターだけあって、
手術自体は予定よりかなりのハイペースで終わり、おタエの
予想時間の半分で終了~~~
・・・・っと、これが当日の出来事でござぁ~い。
実は、この後の方が意外と地味に辛かった。。。
続きは次回をお楽しみにっ
東京も後少しで涼しくなりそうなことを天気予報の人は
言っているけれど、まだまだ少し動くと汗が噴き出る季節。
またまた地味に〇ロナの患者さんが増えているみたいだしね。
暑さと〇ロナの感染予防に皆様も気を付けてくださいね。
では・・・
目の調子が戻ったからって調子こいてると、つまらない
シッペ返しが待っているから、そろそろ終わりにします。
皆様に幸あれ