本日は・・・
去年、書く書く詐欺のまま、半年ほどブログを放置していた間の山行で、ココに残しておきたいなぁと思った、『憧れの山』回顧録で参りまつ~(`_´)ゞ

・・・

山に行き始めたばかりの頃、何かのお山雑誌にモノクロ写真で載っていた、黒ぉ~い山肌と人を寄せ付けない感じのこのお山に


20140627-1
(借り物しゃしん)

たまらなーくそそられ、ほ、惚れてまうやろ~(古)をリアルに。
同時に、一目惚れってこんなん言うんか?とも思ったものだ。

そこには、『(この山は)北アルプスの奥地にあり、辿り着くまでに2日は要する、何たらかんたら~』と書かれていた。

え・・・( ꒪⊖꒪)

行き方分からんし、そんな奥地まで行ける訳ないよなぁ・・・

最初はそんなだったのが、だんだんと行ってみたい『憧れの山』になった。


20140627-2
山梨県側から見る富士山の稜線は、左右の違いがはっきり。静岡県側からやとほぼ対称に見えますねーん。

一昨年の夏、南ぷす鳳凰三山の薬師岳で、ヒトリストご来光と富士山を拝みながら、


20140627-3
向こうのお山は北岳だが(苦笑)

『そうだ!(来夏は憧れの)山へ行こう!』(鳳凰発)

と決め、kankoto兄さんに聞いてみた。

「何年か前、鷲羽岳経由で日帰りで行ったよ~。ロングすぎて、下山時に気持ち悪くなったよ~。ははは~(笑´∀`)」


20140627-4

え・・・(´・Д・)」
ひ、日帰り???


20140627-5

oops!
この方は真のサイボーグ。
聞く人を間違えてしまったようだ。


20140627-6

昨春、燕山荘から憧れの山に沈む夕日を見て・・・

ヒトリストで行ってみよ!

歩くのが遅い分、山行日数を多くすれば何とかなるやろー。

よぉし!雲ノ平も高天原温泉♨︎も行ってまお!


と、最終決断。

そして迎えた8月Xデー。

例の「クーガーを背負って」である。
もちろん、テントも背負って。
「肩に食い込む快楽」は、もれなく"ザック擦れ"なーんて厄介なものをもたらす為、両肩にテーピングしまくりででっぱつ~。


20140627-7

双六小屋手前の鷲羽岳に萌えったのも束の間、「憧れ」は翌日、猛雨と猛風と猛ガス試練を与えてくださった。
洗礼とも言うんかな・・・


20140627-8

山頂標柱の字は剥げ、辺りはまっちろ、コレじゃどこの山か分からん~(´Д` )
いちお、鷲羽岳。

悪天まみれで萎えちゃんMAX_| ̄|○
やっとの思いで歩き続け、


20140627-9

山頂直下のビクトリーラダーを攀じ登ると・・・


20140627-10

やったー!(≧∇≦)
足の踏み場に困る、お岩さんな頂だよ!
まっちろでも、雨が止んだだけありがたいよ!!

そう・・・
憧れの山とは

水  晶  岳


20140627-11

もう嬉しすぎて、山頂で一人ニヤニヤが止まらず、怪しい人満載やったなぁ。

で、またココで新たな決意など(笑)

『そうだ!(来夏こそ、行きそびれているあそこら辺の)山へ行こう!』(水晶岳発)


20140627-12

ほんの少しだけ


20140627-13

晴れてくれて、


20140627-14

こんな景色に萌えー(・∀・)


20140627-15

水晶小屋から見えた裏銀座の山々にも萌えー(・∀・)(・∀・)
この小屋で働きてぇ~(願望)


20140627-16

水晶岳を拝める雲ノ平までの道のりも、私にとってはビクトリーロードやったな~。


20130426-1

嗚呼、水晶岳を見ながら歩けるなんて幸せ~♪


20140627-17

は、一瞬にして去る。
雲ノ平に2泊したのに雨(´Д` )


20140627-18
(コレが高天原温泉!でもえぇお湯でつ。)

テントをデポし、高天原に行った時はザザ降り_| ̄|○


20140627-19

日本最奥の温泉くんだりまで来たっつーのにー(´Д` )


20140627-20

高天原温泉の更に奥にある「夢ノ平」で、はんなり晴れ間はあったが・・・


な悪天三昧試練を味わい、下山後は安堵感と燃え尽き症候群で、もう山に行けないんではないか???と思ったのは、「本当」と書いて「気のせい」だったようで・・・


20140627-21

今度は色~んな山からその山容を見てみたい、晴れた日にまた行きたい!が、今の"憧れの山"への思いだったりします。

行動そのものはヒトリストでも、道中たくさんの人に会って挨拶や話をしたり、下界で心配してくれていた人達のことを考えると、決して一人で完歩できたのではなく、ホントのヒトリスト山行ってそうないよなぁ・・・と学んだ、忘れられない、思い出深~い山行でしたっ。


チーム関東のリリカルナルシスト(花に詳しい)お花男子、"ナルシオまかしー"から頂戴した、

「雲ノ平までテント背負って一人で行って、5日も山にこもってるような(一応)女子(とゆーてくれた)に、

彼 氏 は で き ま て ん よ(`・ω・´)キッパリ。



20140517-1

このお言葉も、ある意味思い出深い・・・

今夏は、水晶岳山頂で決めたあそこからあそこまで(の山に)行くべく、モリっと絶賛計画中_φ(・_・
あそここそ、ホンマに行けるんかなー(´Д` )
いや、行くのだ。