ハロ~♪
先週末は、穏やかな晴天に恵まれた三連休でしたね~。
あっという間に終わってしまいましたねぇ。
でもまた週末。
でもご存知?
今年の祝日は土曜日が多く、GWまで三連休がないことを・・・
と、ヤル気が失せてしまいそいうなことを呟いてみる(苦笑)
お正月モード終焉、今週から通常モード・・・になるはずが、未だに頭も身体も「通常」に戻れていないたえちゃんです、押忍っ!
現実って厳しいのね。
そして、大変遅ればせながら・・・
新成人になられた方々、おめでとうございます!
懐かしいなぁ、成人式・・・
たえちゃんは「極道の妻たち」に憧れ、成人式の時は黒い振袖を着ました。
数年後、従姉妹が極道黒振袖を着てくれるというので喜んでいたら、髪には鹿の角みたいな木の枝の飾りがあしらわれ、鼻にピアスという、ちょっとおかしな感じになっていたので、思わず笑ってしまった記憶があります。
そんな成人式プチプチエピソード。
連休中、二日間は超ヒッキーだったたえちゃん。
でも初日の土曜日は、のぶりんと登り初めに行って来たのだ~!
向かった先は・・・

先月半ば、西丹沢自然教室の方から、積雪による悪路で入山を拒まれフラれた檜洞丸(ひのきぼらまる)@1601m!
(一番左の山よ・その時の記事はコチラ。)
うひゃ~!
やっと行けるよ、ぼらぼら山~。
今年のハイクは、ハプニングやトラブルなく、毎回ビシッとバシッと決めたいぜー!
「檜洞丸」って面白い山名なので由来やらを調べてみたけど、結局分からずじまい。
丹沢主稜にある、(丹沢山塊で)4番目に高いお山でございます。
富士山ショット多めのハイクレポ、いってみよ~。
【メンバー】
のぶりん
たえちゃん
【歩行距離】
10.6km
【ルート:つつじ新道(本道) ⇔ 檜洞丸 ピストン】
7:04小田急新松田駅7:20(バス) ~ 8:20西丹沢自然教室8:43 ~ 9:33ゴーラ沢出合9:50 ~ 10:38展望台10:43 ~ 12:13檜洞丸・青ヶ岳山荘13:17 ~ 14:15展望台 ~ 14:50ゴーラ沢出合 ~ 15:35西丹沢自然教室(バス)15:40 ~ 15:50中川温泉ぶなの湯(バス)17:18 ~ 18:10小田急新松田駅
1月7日(土)
冬至から2週間以上が経っても、日の出はまだまだ遅ひ・・・ですなぁ。
ハイクの日は、家を出る時でもまだ真っ暗ラララ~なのら。
故に、予報が「晴れ」でも、夜空に星が煌々と輝いてても、日が出たらどの程度晴れるのか、皆目見当がつかぬ、ちょっとした賭けなんであーる。
この日は、小田急線に乗り換えた6:30過ぎにようやく空が明るくなって来た・・・のは良いがー、チャコールグレーの雲が低ーく垂れ込めてるんやけどー!
ホントに晴れるのかい???と、ぼんやり外を眺めていたら・・・

秦野駅手前で赤富士様ご登場!
シャッターチャンスを逃したので、コレは借り物のショットよ!
こんな感じの富士山がどどーんと姿を現したのだ。
「金剛山を歩く」 の崎山のおっちゃんが、”赤富士は縁起が良いんだよ~”とツイッターで教えてくれたので、初ハイクも旅、スノボー同様、幸先良い感じかしらん♪

7:20
のぶりんと小田急新松田駅で落ち合い、富士急湘南バスの西丹沢行きに乗車なりっ。
この駅は、地蔵堂から金時山に登る時にも利用してるにょろ~。
富士スピードウェイやイエティ(ゲレンデ)、富士山の須走口行きの季節バスなどもあって便利駅。

バス乗り場目の前にある窓口で、お得切符を買って乗車なり~。
新松田駅から西丹沢まで、往復¥2,300(高いよなぁ・・・)のところ、¥2,200で復路は途中下車、乗車OK、中川温泉にあるぶなの湯2時間入湯券¥700が付いているので¥800お得。
温泉に寄らなくても¥100安いので、買って損はないっす~。
奥多摩に行く時に利用しているJRのホリデーパスとほぼ同額だから、高いことは高いやね・・・

8:20
丹沢湖などを眺めながら、バスはどんどん山奥に進みま~す。
約1時間程で、終点の西丹沢自然教室着ゥ。
んー、西丹沢さーん!奥多摩さんに行く所要時間と変わりませんよぉー(苦笑)
乗客は、ほとんどが西丹沢の山に行くとおぼしき登山者。
表丹沢の大倉に行く時の激混みバスとは比にならない空き様ざんすよ。
バス代高いし、時間かかるし、今は雪がほとんどないし・・・で、特に空いてるのかなぁ。
シロヤシオとミツバツツジの季節には、一日に500人ものハイカーが訪れるなんて想像付かん。
ココで登山届を書いて職員の方に提出。

8:43
標高540mの西丹沢自然教室出発ぅ。
この時の気温、0℃。
空気がつべたいぃ~。
さすがのたえちゃんも、出だしはダウン着用よ。
前方にこんな景色を見ながら、車がほとんど走っていない車道を500m程ポテポテ歩きます。
良い天気だぁ!

本日のコース、つつじ新道(本道)入り口。
”つつじ”というだけあって、春はミツバツツジがキレイなんだろうなぁ。
このまま真っ直ぐ進んだ別ルートは次回行こう~、のぶりんさん♪
滝の氷瀑が見られるかも?!
西丹沢自然教室の方が仰っていた、コースタイム3時間で頂上まで辿り着けるか?!
いざ!

登山道を入るとすぐ、涸れた沢のガレ道を進みまーす。
でもほんのちょっとよ。

やっと山道に日が差し始めたぁー。
最初のポイント、ゴーラ沢まで進むど~!

のぶりんが、枯葉道に落ちてた変なモノを発見!
ハチの巣ではなさそう・・・
裂けたカマキリの卵かな?とも思ったけど、どうやら違うようだ。
一体何だろ?

登山口からゴーラ沢出合まで約2.2kmのうち、ほとんどがこんな感じなので歩きやすいのよ~。
枯葉をパリパリ踏みながら進むー。
鼻歌OK、でも道幅がちょっと狭く、登山口から5分程の所で滑落事故があったようなので、滑らないよう注意ね。
沢に向かっているので、高度は全然稼げませんお。

9:33
ポイントのゴーラ沢出合。
「お疲れ様」と言って頂くほどまだ歩いてないよぅ・・・
たえちゃんのステキな出会いはどこぉー?
なんてのは無駄吠え、他のハイカーはほとんどおりませぬ。
たえちゃんの朝ご飯時間につき、プチ休憩。

のぶりん、沢のどこを渡れば良いか、見定めてくれています。
頼れるのぶりん♪
向かうのは、右斜め前方にある次の登山道。

丹沢の沢の石って、真っ白。
今は乾燥してるから、特に真っ白なんやろなぁ。
沢を渡り、ゴツゴツ石に足を取られないよう、対岸の登山道へ。

よし、次のポイントは展望台!

あ、あー、そーきましたか・・・
たえちゃんのキライな階段ですね。
ふむ。

と、横に目をやると、
「ここから先は、急な登りが続く、経験者向けの登山道です。
遭難事故も多発しています。
自信のない方はここで引き返しましょう。(キッパリッ。)」
との注意書き。
確かに、檜洞丸含む西丹沢は遭難事故が多いから、いつも以上に気を付けなあかん。
高度が全然稼げていないので、この先3kmが急登なのも覚悟の上!

あり・・・
いきなり鎖さんご登場・・・
見た目より足を上げないと登れないんだな、これが。

よいしょ、よしょっと。
ココもかなり足上げ。
のぶりーん、登るのは良いけど、私達こんな足上げばかりの所を果たして下れるんやろかー?

うーん、またゴツゴツ道かいっ!
急登と言うより、とにかく歩きにくく、思うように先に進めなーい。
面白いことは面白いのだが・・・
ゴーラ沢から先、頂上までの道のりの半分近くは手をつき、足を上げて登ってたわな。
なので、山スカだと常に下から丸見えサービスな上にスースーするし、下半身から風邪を引く確率が高いでしょう。

と、突然、山側に張られたロープに、「滑落現場」と書かれたピンクのリボン出現。
このリボン、4~5本下がってたかな・・・

滑落現場谷側。
こりゃ、底まで滑り落ちるわ・・・

滑落現場の道はかなり狭いので、山側に身体を傾けながら、滑らないよう、ゆっくりゆっくり・・・ね。
道が悪い時は、ココは特に注意が必要かも。

お次は、ほぼ垂直梯子の刑ー。
を過ぎてしばし進むと・・・

10:38
ポイントの展望台着ー!
さすが展望台、富士山の眺めが良いね~♪
この日は空気がつべたくても風がほとんどなかったので、日の当たる所を登っている時は暑いくらい・・・

標高1300~1400mの北側斜面には、先月の雪がまだ残ってるにょ。

檜洞丸のお隣りさん、1588mの大室山がくっきり~。
横に大きな山さんです。
次の西丹沢の山はココだな。

手をついて登らなきゃならん岩岩な道は終わったのか、今度は木の階段登場~。
アイゼンは使わなくて大丈夫。
ストックも不要ざんす。
霜柱は寒さで凍っててガッチガチ。

頂上まであと少しっ!

0.8kmの道標のすぐ先に、視界が開けたポイントがありますの。
遮るものがなく、眼下は斜面。
写真だとどうしても分からないのが残念なんやけど、吸い込まれそうな景色・・・に見とれていたら、それまでずっとほぼ無風だったのに、突然、轟音と共にブワーッとスカートがめくれ上がってしまうような風が吹いて来てビックリ。
ゴオォォォって、風の音がちと怖かったっす。

なんだ、まだ0.6kmもあるんか・・・

山頂までは、ブナ林の中の木道を歩くので楽チンなんやけどさ・・・
木道に敷かれている枕木のような板の間隔が、微妙に歩幅と合わないんよなぁ(苦笑)
ブナの木々の中に、ぱっくり口を開けた面白い木があったので写真を撮るも、何だかよく分からん写りだったぁ(涙)
ので、この方のブログをご覧になってみてください~。

空の色とのぶりんのザックの色がおんなじ~。
雲一つない快晴、晴れ女のぶりん、ばんざーい!

そうそう、富士山がキレイに見える=八ヶ岳や南アもくっきり!
キレイというより、美しかった・・・萌え。

12:13
頂上じゃー。
楽チン木道に飽きたなぁ・・・と感じる頃に頂上に着くので、これは計算されているのかも?
ぼらぼらー、こんちわっ!
1601m頂きますよ、ガブリっ。
5.3kmで3時間半もかかったのは、休憩以外に、わー、あー、おー、何だこりゃ~!と無駄口が多い、ダウンやフリースをこまめに脱ぎ着していたのも要因かしらね。
まぁでも、私達がこの時間で歩けたのは上等!
ちなみにたえちゃん、途中で暑くなったので、ダウンもミドルも脱ぎ、いつものおっさんスタイルで頂上参上よ。
昼頃だったのもあってか、山頂の気温は約5℃。
日差しは暖かくても、立ち止まった瞬間、さぶい。

山頂は広場みたいになっていて、いくつかベンチがあるので寛ぎやすい♪
この日、頂上には私達含め、12~3人いたかな。
登山道からして、本当に静かなぼらぼら山。

頂上から見えた富士山はこんな感じ。
んー、でも南アは見えん・・・
今は木々の葉がないのでこの景観、葉が生い茂ってる時期は、景観がなさそう。

お昼は、大阪秋陣の時に日清ミュージアムで買った、どん兵衛@バージョン関西~。
スープは、しょうゆではなく出汁の味・・・と表現したら分かりやすいかな。
おあげも甘いのだ。
すんごい久しぶりに食したバージョン関西、やっぱり好き♪

檜洞丸の別名でもある「青ヶ岳」の名が付いた山小屋は、頂上から150mほど下った先にあります。
青い壁がトレードマークね。

煙突から煙がモクモク。
外から見えた小屋の中は、こたつがあって暖かそうだったなぁー。
有料(¥50)のバイオトイレがあるにょ。
外に出てきた小屋のおばさんに挨拶をしたら、
「今日の景色は最高だったでしょ?冬でもこんな景色、なかなか見られないんだよ。
今日はラッキーだったね。」
って。
えー!そうだったのか!
わー、嬉しいな。
もしかして、ぼらぼらとは相性が良いのかな♪(笑)

山小屋からは、神奈川県の最高峰蛭ヶ岳@1673mや

丹沢山、塔ノ岳、鍋割山・・・表丹沢の山々が見えるのら~。
冒頭の檜洞丸の写真は、ちょうど木で隠れてる辺りの鍋割山から撮ったもので、コレは反対側からの景色。
両方から景色が見られて嬉しいのぅ~。
ヒヒヒ。

また150m戻って、ぼらぼら頂上アゲイン。
道標の「犬越路」は、大室山やぼらぼらに来る他のルートで通るところ。
ココも是非行ってみたい!
その昔、武田信玄が小田原を攻める際に犬に先導させて峠を越えたとの言われがあるも、定かではない模様。

13:17
西丹沢自然教室に向けて、下山開始ー!
足上げ岩岩を、無事に下りることができるのか・・・
下山家でもちょっと自信がない・・・

下山開始後すぐに、シカ発見!
写真真ん中に丸く見えるのがシカなんよ!(苦笑)
ずっと下を向いて何かを食べていたので、凛とした立ち姿は収められなかったぁ・・・

西に傾き始めた日に照らされた富士山。
あれれ・・・かなり見えにくいけど、白い丸の所は山中湖なのです。

垂直梯子を下り・・・
岩岩も滑ったりコケたりせずに下り・・・

白い石がキラキラ~なゴーラ沢出合を通過し・・・

15:35
西丹沢自然教室帰還なりー。
ノンストップで下ったのに、登り同様、時間がかかったなぁ。
自然教室の手前にある東洋大学の柏原君を彷彿とさせる、「山神」と書かれた祠に手を合せ、ケガなく、無事に下山できたことのお礼を・・・ナームー。
丹沢の山神様、今日もありがとうございました。
カッシーも今年の箱根駅伝万歳~。

15:40
お得切符の活用をすべく、バスで10分ちょっと走ったところにある、中川温泉ぶなの湯へ。
こぢんまりしていて、とてもキレイな温泉。
熱すぎずぬるすぎずなお湯もグッド。
だーけーどー!
内湯のジェットバスの勢いが凄く、軽量なのぶりんは何度もリアルジェット・・・つまり、湯船の中で飛ばされていましたとさ~。
ジェットの勢いのおかげで、足腰の疲れが吹き飛んだけどね。
温泉で会った、元山ガールだったらしいマダムと楽しい山話をしたり、お風呂上り後にビールを飲んだり・・・
温泉時間も満喫したのぅ~。

(撮影場所:青ヶ岳山荘バイオトイレ横・笑)
自分で言うのも何だが、頭の左右に角があったら、jamiroquaiのキャラみたいやな。
18:10
小田急新松田駅に着きました~。
今年初のハイクは、登り応えのあるお山様でございました。
歩行距離は表丹沢の山より全然短くても、ルートはこっちの方がヘビーやね、のぶりん。
西丹沢も奥が深そうで、色々なルートで山が楽しめる所あるよ~。
そして!
恒例のハイクでのハプニングorトラブルは・・・
記事を読んで頂いた限りでは、一見なさそうでしょ?(笑)
でもね、あったのら。
プチハプ、プチトラがね。
たえちゃんあいぽんには「DIY GPS」という、圏外でも使える便利(有料)アプリが入っているのだがー、
以前、ぶぅたんブログでDIYの使い方を記事にしてくれたのだがー、
どこかの設定がおかしかった&歩き始めた時に、ログを録り忘れていた・・・のであーる。
よって、ログなし・・・
あー、便利なアプリなのにぃ!
次こそはちゃんと使うぞ!
ぶぅたん、ごめんよぉ~。
そして・・・
今回のハイクネタを書くのに、あれこれ調べものをしていたところ、青ヶ岳山荘のHPを見付けたので見てみると・・・
荒れた登山道の木々、ブナハバチによるブナの木の被害、ゴミ、ボランティアのこと・・・等々・・・檜洞丸の現実が色々と書かれていて、胸中複雑なぅ・・・
次にぼらぼらに行く時は、得意の水歩荷やゴミ運びと言った何かできることをしたいな、ボランティアに参加するのも良いかなぁと思ったのでした。
行く前に見ておくべきやったわ・・・
2012年初ハイクの巻、おしまーい。
今年も色んな山に行って楽しむのはもちろん、たくさん学びたいっす!
ご拝読、誠にありがとうございました。
そして良い週末を・・・
先週末は、穏やかな晴天に恵まれた三連休でしたね~。
あっという間に終わってしまいましたねぇ。
でもまた週末。
でもご存知?
今年の祝日は土曜日が多く、GWまで三連休がないことを・・・
と、ヤル気が失せてしまいそいうなことを呟いてみる(苦笑)
お正月モード終焉、今週から通常モード・・・になるはずが、未だに頭も身体も「通常」に戻れていないたえちゃんです、押忍っ!
現実って厳しいのね。
そして、大変遅ればせながら・・・
新成人になられた方々、おめでとうございます!
懐かしいなぁ、成人式・・・
たえちゃんは「極道の妻たち」に憧れ、成人式の時は黒い振袖を着ました。
数年後、従姉妹が極道黒振袖を着てくれるというので喜んでいたら、髪には鹿の角みたいな木の枝の飾りがあしらわれ、鼻にピアスという、ちょっとおかしな感じになっていたので、思わず笑ってしまった記憶があります。
そんな成人式プチプチエピソード。
連休中、二日間は超ヒッキーだったたえちゃん。
でも初日の土曜日は、のぶりんと登り初めに行って来たのだ~!
向かった先は・・・

先月半ば、西丹沢自然教室の方から、積雪による悪路で入山を拒まれフラれた檜洞丸(ひのきぼらまる)@1601m!
(一番左の山よ・その時の記事はコチラ。)
うひゃ~!
やっと行けるよ、ぼらぼら山~。
今年のハイクは、ハプニングやトラブルなく、毎回ビシッとバシッと決めたいぜー!
「檜洞丸」って面白い山名なので由来やらを調べてみたけど、結局分からずじまい。
丹沢主稜にある、(丹沢山塊で)4番目に高いお山でございます。
富士山ショット多めのハイクレポ、いってみよ~。
【メンバー】
のぶりん
たえちゃん
【歩行距離】
10.6km
【ルート:つつじ新道(本道) ⇔ 檜洞丸 ピストン】
7:04小田急新松田駅7:20(バス) ~ 8:20西丹沢自然教室8:43 ~ 9:33ゴーラ沢出合9:50 ~ 10:38展望台10:43 ~ 12:13檜洞丸・青ヶ岳山荘13:17 ~ 14:15展望台 ~ 14:50ゴーラ沢出合 ~ 15:35西丹沢自然教室(バス)15:40 ~ 15:50中川温泉ぶなの湯(バス)17:18 ~ 18:10小田急新松田駅
1月7日(土)
冬至から2週間以上が経っても、日の出はまだまだ遅ひ・・・ですなぁ。
ハイクの日は、家を出る時でもまだ真っ暗ラララ~なのら。
故に、予報が「晴れ」でも、夜空に星が煌々と輝いてても、日が出たらどの程度晴れるのか、皆目見当がつかぬ、ちょっとした賭けなんであーる。
この日は、小田急線に乗り換えた6:30過ぎにようやく空が明るくなって来た・・・のは良いがー、チャコールグレーの雲が低ーく垂れ込めてるんやけどー!
ホントに晴れるのかい???と、ぼんやり外を眺めていたら・・・

秦野駅手前で赤富士様ご登場!
シャッターチャンスを逃したので、コレは借り物のショットよ!
こんな感じの富士山がどどーんと姿を現したのだ。
「金剛山を歩く」 の崎山のおっちゃんが、”赤富士は縁起が良いんだよ~”とツイッターで教えてくれたので、初ハイクも旅、スノボー同様、幸先良い感じかしらん♪

7:20
のぶりんと小田急新松田駅で落ち合い、富士急湘南バスの西丹沢行きに乗車なりっ。
この駅は、地蔵堂から金時山に登る時にも利用してるにょろ~。
富士スピードウェイやイエティ(ゲレンデ)、富士山の須走口行きの季節バスなどもあって便利駅。

バス乗り場目の前にある窓口で、お得切符を買って乗車なり~。
新松田駅から西丹沢まで、往復¥2,300(高いよなぁ・・・)のところ、¥2,200で復路は途中下車、乗車OK、中川温泉にあるぶなの湯2時間入湯券¥700が付いているので¥800お得。
温泉に寄らなくても¥100安いので、買って損はないっす~。
奥多摩に行く時に利用しているJRのホリデーパスとほぼ同額だから、高いことは高いやね・・・

8:20
丹沢湖などを眺めながら、バスはどんどん山奥に進みま~す。
約1時間程で、終点の西丹沢自然教室着ゥ。
んー、西丹沢さーん!奥多摩さんに行く所要時間と変わりませんよぉー(苦笑)
乗客は、ほとんどが西丹沢の山に行くとおぼしき登山者。
表丹沢の大倉に行く時の激混みバスとは比にならない空き様ざんすよ。
バス代高いし、時間かかるし、今は雪がほとんどないし・・・で、特に空いてるのかなぁ。
シロヤシオとミツバツツジの季節には、一日に500人ものハイカーが訪れるなんて想像付かん。
ココで登山届を書いて職員の方に提出。

8:43
標高540mの西丹沢自然教室出発ぅ。
この時の気温、0℃。
空気がつべたいぃ~。
さすがのたえちゃんも、出だしはダウン着用よ。
前方にこんな景色を見ながら、車がほとんど走っていない車道を500m程ポテポテ歩きます。
良い天気だぁ!

本日のコース、つつじ新道(本道)入り口。
”つつじ”というだけあって、春はミツバツツジがキレイなんだろうなぁ。
このまま真っ直ぐ進んだ別ルートは次回行こう~、のぶりんさん♪
滝の氷瀑が見られるかも?!
西丹沢自然教室の方が仰っていた、コースタイム3時間で頂上まで辿り着けるか?!
いざ!

登山道を入るとすぐ、涸れた沢のガレ道を進みまーす。
でもほんのちょっとよ。

やっと山道に日が差し始めたぁー。
最初のポイント、ゴーラ沢まで進むど~!

のぶりんが、枯葉道に落ちてた変なモノを発見!
ハチの巣ではなさそう・・・
裂けたカマキリの卵かな?とも思ったけど、どうやら違うようだ。
一体何だろ?

登山口からゴーラ沢出合まで約2.2kmのうち、ほとんどがこんな感じなので歩きやすいのよ~。
枯葉をパリパリ踏みながら進むー。
鼻歌OK、でも道幅がちょっと狭く、登山口から5分程の所で滑落事故があったようなので、滑らないよう注意ね。
沢に向かっているので、高度は全然稼げませんお。

9:33
ポイントのゴーラ沢出合。
「お疲れ様」と言って頂くほどまだ歩いてないよぅ・・・
たえちゃんのステキな出会いはどこぉー?
なんてのは無駄吠え、他のハイカーはほとんどおりませぬ。
たえちゃんの朝ご飯時間につき、プチ休憩。

のぶりん、沢のどこを渡れば良いか、見定めてくれています。
頼れるのぶりん♪
向かうのは、右斜め前方にある次の登山道。

丹沢の沢の石って、真っ白。
今は乾燥してるから、特に真っ白なんやろなぁ。
沢を渡り、ゴツゴツ石に足を取られないよう、対岸の登山道へ。

よし、次のポイントは展望台!

あ、あー、そーきましたか・・・
たえちゃんのキライな階段ですね。
ふむ。

と、横に目をやると、
「ここから先は、急な登りが続く、経験者向けの登山道です。
遭難事故も多発しています。
自信のない方はここで引き返しましょう。(キッパリッ。)」
との注意書き。
確かに、檜洞丸含む西丹沢は遭難事故が多いから、いつも以上に気を付けなあかん。
高度が全然稼げていないので、この先3kmが急登なのも覚悟の上!

あり・・・
いきなり鎖さんご登場・・・
見た目より足を上げないと登れないんだな、これが。

よいしょ、よしょっと。
ココもかなり足上げ。
のぶりーん、登るのは良いけど、私達こんな足上げばかりの所を果たして下れるんやろかー?

うーん、またゴツゴツ道かいっ!
急登と言うより、とにかく歩きにくく、思うように先に進めなーい。
面白いことは面白いのだが・・・
ゴーラ沢から先、頂上までの道のりの半分近くは手をつき、足を上げて登ってたわな。
なので、山スカだと常に下から丸見えサービスな上にスースーするし、下半身から風邪を引く確率が高いでしょう。

と、突然、山側に張られたロープに、「滑落現場」と書かれたピンクのリボン出現。
このリボン、4~5本下がってたかな・・・

滑落現場谷側。
こりゃ、底まで滑り落ちるわ・・・

滑落現場の道はかなり狭いので、山側に身体を傾けながら、滑らないよう、ゆっくりゆっくり・・・ね。
道が悪い時は、ココは特に注意が必要かも。

お次は、ほぼ垂直梯子の刑ー。
を過ぎてしばし進むと・・・

10:38
ポイントの展望台着ー!
さすが展望台、富士山の眺めが良いね~♪
この日は空気がつべたくても風がほとんどなかったので、日の当たる所を登っている時は暑いくらい・・・

標高1300~1400mの北側斜面には、先月の雪がまだ残ってるにょ。

檜洞丸のお隣りさん、1588mの大室山がくっきり~。
横に大きな山さんです。
次の西丹沢の山はココだな。

手をついて登らなきゃならん岩岩な道は終わったのか、今度は木の階段登場~。
アイゼンは使わなくて大丈夫。
ストックも不要ざんす。
霜柱は寒さで凍っててガッチガチ。

頂上まであと少しっ!

0.8kmの道標のすぐ先に、視界が開けたポイントがありますの。
遮るものがなく、眼下は斜面。
写真だとどうしても分からないのが残念なんやけど、吸い込まれそうな景色・・・に見とれていたら、それまでずっとほぼ無風だったのに、突然、轟音と共にブワーッとスカートがめくれ上がってしまうような風が吹いて来てビックリ。
ゴオォォォって、風の音がちと怖かったっす。

なんだ、まだ0.6kmもあるんか・・・

山頂までは、ブナ林の中の木道を歩くので楽チンなんやけどさ・・・
木道に敷かれている枕木のような板の間隔が、微妙に歩幅と合わないんよなぁ(苦笑)
ブナの木々の中に、ぱっくり口を開けた面白い木があったので写真を撮るも、何だかよく分からん写りだったぁ(涙)
ので、この方のブログをご覧になってみてください~。

空の色とのぶりんのザックの色がおんなじ~。
雲一つない快晴、晴れ女のぶりん、ばんざーい!

そうそう、富士山がキレイに見える=八ヶ岳や南アもくっきり!
キレイというより、美しかった・・・萌え。

12:13
頂上じゃー。
楽チン木道に飽きたなぁ・・・と感じる頃に頂上に着くので、これは計算されているのかも?
ぼらぼらー、こんちわっ!
1601m頂きますよ、ガブリっ。
5.3kmで3時間半もかかったのは、休憩以外に、わー、あー、おー、何だこりゃ~!と無駄口が多い、ダウンやフリースをこまめに脱ぎ着していたのも要因かしらね。
まぁでも、私達がこの時間で歩けたのは上等!
ちなみにたえちゃん、途中で暑くなったので、ダウンもミドルも脱ぎ、いつものおっさんスタイルで頂上参上よ。
昼頃だったのもあってか、山頂の気温は約5℃。
日差しは暖かくても、立ち止まった瞬間、さぶい。

山頂は広場みたいになっていて、いくつかベンチがあるので寛ぎやすい♪
この日、頂上には私達含め、12~3人いたかな。
登山道からして、本当に静かなぼらぼら山。

頂上から見えた富士山はこんな感じ。
んー、でも南アは見えん・・・
今は木々の葉がないのでこの景観、葉が生い茂ってる時期は、景観がなさそう。

お昼は、大阪秋陣の時に日清ミュージアムで買った、どん兵衛@バージョン関西~。
スープは、しょうゆではなく出汁の味・・・と表現したら分かりやすいかな。
おあげも甘いのだ。
すんごい久しぶりに食したバージョン関西、やっぱり好き♪

檜洞丸の別名でもある「青ヶ岳」の名が付いた山小屋は、頂上から150mほど下った先にあります。
青い壁がトレードマークね。

煙突から煙がモクモク。
外から見えた小屋の中は、こたつがあって暖かそうだったなぁー。
有料(¥50)のバイオトイレがあるにょ。
外に出てきた小屋のおばさんに挨拶をしたら、
「今日の景色は最高だったでしょ?冬でもこんな景色、なかなか見られないんだよ。
今日はラッキーだったね。」
って。
えー!そうだったのか!
わー、嬉しいな。
もしかして、ぼらぼらとは相性が良いのかな♪(笑)

山小屋からは、神奈川県の最高峰蛭ヶ岳@1673mや

丹沢山、塔ノ岳、鍋割山・・・表丹沢の山々が見えるのら~。
冒頭の檜洞丸の写真は、ちょうど木で隠れてる辺りの鍋割山から撮ったもので、コレは反対側からの景色。
両方から景色が見られて嬉しいのぅ~。
ヒヒヒ。

また150m戻って、ぼらぼら頂上アゲイン。
道標の「犬越路」は、大室山やぼらぼらに来る他のルートで通るところ。
ココも是非行ってみたい!
その昔、武田信玄が小田原を攻める際に犬に先導させて峠を越えたとの言われがあるも、定かではない模様。

13:17
西丹沢自然教室に向けて、下山開始ー!
足上げ岩岩を、無事に下りることができるのか・・・
下山家でもちょっと自信がない・・・

下山開始後すぐに、シカ発見!
写真真ん中に丸く見えるのがシカなんよ!(苦笑)
ずっと下を向いて何かを食べていたので、凛とした立ち姿は収められなかったぁ・・・

西に傾き始めた日に照らされた富士山。
あれれ・・・かなり見えにくいけど、白い丸の所は山中湖なのです。

垂直梯子を下り・・・
岩岩も滑ったりコケたりせずに下り・・・

白い石がキラキラ~なゴーラ沢出合を通過し・・・

15:35
西丹沢自然教室帰還なりー。
ノンストップで下ったのに、登り同様、時間がかかったなぁ。
自然教室の手前にある東洋大学の柏原君を彷彿とさせる、「山神」と書かれた祠に手を合せ、ケガなく、無事に下山できたことのお礼を・・・ナームー。
丹沢の山神様、今日もありがとうございました。
カッシーも今年の箱根駅伝万歳~。

15:40
お得切符の活用をすべく、バスで10分ちょっと走ったところにある、中川温泉ぶなの湯へ。
こぢんまりしていて、とてもキレイな温泉。
熱すぎずぬるすぎずなお湯もグッド。
だーけーどー!
内湯のジェットバスの勢いが凄く、軽量なのぶりんは何度もリアルジェット・・・つまり、湯船の中で飛ばされていましたとさ~。
ジェットの勢いのおかげで、足腰の疲れが吹き飛んだけどね。
温泉で会った、元山ガールだったらしいマダムと楽しい山話をしたり、お風呂上り後にビールを飲んだり・・・
温泉時間も満喫したのぅ~。

(撮影場所:青ヶ岳山荘バイオトイレ横・笑)
自分で言うのも何だが、頭の左右に角があったら、jamiroquaiのキャラみたいやな。
18:10
小田急新松田駅に着きました~。
今年初のハイクは、登り応えのあるお山様でございました。
歩行距離は表丹沢の山より全然短くても、ルートはこっちの方がヘビーやね、のぶりん。
西丹沢も奥が深そうで、色々なルートで山が楽しめる所あるよ~。
そして!
恒例のハイクでのハプニングorトラブルは・・・
記事を読んで頂いた限りでは、一見なさそうでしょ?(笑)
でもね、あったのら。
プチハプ、プチトラがね。
たえちゃんあいぽんには「DIY GPS」という、圏外でも使える便利(有料)アプリが入っているのだがー、
以前、ぶぅたんブログでDIYの使い方を記事にしてくれたのだがー、
どこかの設定がおかしかった&歩き始めた時に、ログを録り忘れていた・・・のであーる。
よって、ログなし・・・
あー、便利なアプリなのにぃ!
次こそはちゃんと使うぞ!
ぶぅたん、ごめんよぉ~。
そして・・・
今回のハイクネタを書くのに、あれこれ調べものをしていたところ、青ヶ岳山荘のHPを見付けたので見てみると・・・
荒れた登山道の木々、ブナハバチによるブナの木の被害、ゴミ、ボランティアのこと・・・等々・・・檜洞丸の現実が色々と書かれていて、胸中複雑なぅ・・・
次にぼらぼらに行く時は、得意の水歩荷やゴミ運びと言った何かできることをしたいな、ボランティアに参加するのも良いかなぁと思ったのでした。
行く前に見ておくべきやったわ・・・
2012年初ハイクの巻、おしまーい。
今年も色んな山に行って楽しむのはもちろん、たくさん学びたいっす!
ご拝読、誠にありがとうございました。
そして良い週末を・・・