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自分不器用ですから

下手の横好き、へっぽこモデラーの工作&料理Tips。
手先の不器用なオッサンの、どうにかして器用な人と渡り合おうと健さんもとい研鑽を積む過程の記録。
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好きな、というより感銘を受けたのが

「スギハラチウネ」。

実は千畝自身より、濱田岳演じる大迫氏の1シーンが非常に心に突き刺さって。

(大迫氏がフィクションではなく実在の人物だったと知ったのは後日)

「・・・まして彼らはユダヤ人です、世界中どこの国からも文句は来ないでしょう。

 

ですが、彼らの中に小さな女の子を見ました。丁度私の娘と同じくらいです。

あの子を見殺しにすることは、親として出来ません!」

 

親になる、ってこういうことなのかな。涙がボロボロ。

田舎ゆえ家で採れない野菜その他の食材は、まとめ買いとなる。
その中には長ねぎのようなものも含まれる。
往々にして親父殿は買いすぎるのだが、可能な限り使い切れるよう保存の手立てが要る。

が、ネギは刻まないと冷凍保存も出来ないが、刻む作業がこれまでは苦痛だった。

途中から涙はボロボロ、感動の映画を観たか催涙ガスでもくらったか、てな具合に。
勿論出処は手元のネギと、それを刻む包丁にある。

なんでここまでキツイか。刃がナマクラで、一々ネギの細胞を必要以上に潰しているから刺激物質を撒き散らすから。
→じゃ、刃が十分鋭利なら多分刺激は少ない。
→毎回毎回研ぐのか?砥石の浸水だけで30分弱かかる
じゃあ短縮する方法は?
砥石の粒子隙間より水の粒子が細ければ、すぐ奥まで浸透するかもしれない。

話が飛ぶように思われるかもしれないが、湯冷ましがまずいのは水の粒子(クラスタ)が小さくなり、含んでいたミネラルや気泡が全て出ていってしまうから。

水分子はH2Oと書かれるが、1分子単体ではまず存在せず常温では大概は数個~数十個単位で連なっている。結果粒子としてはそれなりに大きくなる。
沸かすとこれが沸騰の際分離して、かなり小さくなる。冷めてもすぐには戻らない。
つまり、温度の高い水は粒子が細かくなる

とはいえ沸騰させすぎるといくら安く買った百均の砥石とは言え、中砥・仕上砥が貼り合わせてあるので接合面で割れるかもしれない。
多分そういう弊害がなくて済むのは、風呂の湯程度のぬるい水。

沸かした沸点近い湯と水道の常温水を混ぜて、35~45℃程度の温水を洗い鉢に貯めてそこへ砥石を落とし込む。
タイマーは10分に設定した。
しばらく観ていたが気泡らしい気泡が上がっていかない。
入れた瞬間に奥まで入ったのか、読みが外れたのか。
どちらかは判断点かなかったが、とりあえず研ぐのには全く問題なかった。

研ぎ終えてから一度刃を洗い、刻んだネギは・・・・なんと!

目がちっとも痛くない!!
涙も出ない!!

「得する人・損する人」の「ウル得マン」(いけや賢二)がテレビで披露した切り方を真似、斜ネギは刃先で前から後ろへ引いて切った。
面白いように散らからず、それでいて全く「切りきれずつながっている」ことがない。

これは痛快だった。
しば~らく前に買った1/80のペーパー電車のキット(正確にはディーゼルカーなんだが)、気分転換に組み立ててみた。
いわゆる「ペーパールーフ」というやつで、屋根は側と一体の紙を曲げて裏側を補強し、三次元曲面である運転室上は通常は朴の木とかアガチスとかバルサとか、さらには3DCADで立体裁断した展開図から作る、とかになる。
この製品、そのどれでもない。多分アートポスト紙なんだろうけれど、任意の枚数貼り重ねて積層材を整形し、本来のおでこの輪郭より少し凸凹が飛び出す形に仕上がる。
こういう作りになっているのは多分、売価に輸送料金が予め込みになっているので、嵩張ったり目方が増えることを少しでも避けたいのだろう。クリアファイルに封書のように綴じ込まれて届くのだから。
自分の使用感では木工ボンドが馴染んだので、木工ボンドで組んでいったのだが、屋根を丸めて補強材を下に入れた時点で、車体幅が怪しい。メーカー指定はプラモ用の液状接着剤。
ただ、最初に使ってみた時、思うように染み込まないどころか合わせた先からバラける始末で、商品名までチェックして買ったのにナゼ?という疑問符は大量に踊る。
更に運転台を取り付け、運転台上の屋根をはめ込んだ時点でこうなっていた。

1/80関東キハ500-2

なぜだか屋根が前側で上に持ち上がっている。この車、両運転台(法律的には兎も角技術的には前後がない)なので、反対側も同じようにささっているのだが、この屋根端パーツが車体を押し広げている始末。ピッタリ線の上を切っているつもりでも、微妙な公差もあるし、接着剤が実はメーカー指定のものではないので固まり方が違う(なぜ変えたって、自分でやったらうまくいかなかったからというだけ)。

1/80関東キハ500-4

もちろん、削ってトリミングすればいい・・・だけの話だが、ここで災難が。
幅が広かった側の縮小:OK!
差し歯状態の持ち上がった側の屋根:削る!・・・!?OUCH!
接着剤が違うので、染み込んでいるとこと染み込んでいないとことの硬さや粘度がまるきり違う。
結果手に持っていた事務用カッターは車体から外れ、なぜだかその持っている利き手の親指にぐさり。2cm弱切れた。反対側とか、体の他の部位ならまだわかるが、なぜ持ってる利き手に刃先が回る?
明日仕事だってのに。あーあ・・・。
応急処置をしたうえで削れそうな部分は彫刻刀の平刀でカッティングマットに刃を落とし当てる形で最低限削った。
どうにかこのレベル。

1/80関東キハ500-1

盛大に削れ過ぎた。盛り直さねば。下地材塗布とパテ盛りからということか。
Nならうまく行く・・・のかな?



無駄にしか見えないが、自室にエアコンが今2つ付いている。
片方は壁掛けエアコンで、既に壊れている。
もう一方は最近購入したウインドエアコンで、こちらが今動いている。

何年も前、エアコンを自室につける際、「ウインドウタイプでいい」と言ったのだったが、見栄なのか「エコポイント」なるものに目先が行ったのか、親父殿は知人が勤めていた家電屋で、割合値の張る機種を買うと言い張って聞かない。
「いた」という過去形(その時点ですでに)が曲者で、当人は引退なさっていた。

それでなお「○○さんは△△店にいた時よく世話になった」と今現在店にいるスタッフに話を振り、可能な限り値引いてくれ、というのが親父殿のやり方。今現在店にいる方々からすれば「○○さんて誰?」ってなるのは必定だし、大体1店しか回らないのに値切りすぎる。正直な話、「毎度毎度まあ無粋な・・」とこちらは顰め面になる。

あまり時間が経ちすぎれば顔なんて効かなくなり、店としては値切りに対応したぶんをどこで回収するのか、という話になる。

どうやらかつて壁掛けエアコンを付けに来てくれた業者さんというのは安く請け負ったから仕事が行ったようなのだが、今考えると細かい仕事をしてくれたかどうか、甚だ怪しい。
冷媒が抜けて動作しないようなので、では冷媒を再補充するには・・・と調べたら全くもって割が合わない。きちんと配管施工するのであれば、冷媒が数年で全部抜けるなどということはない。
それにはトルクレンチなどのちゃんとした工具が必要で、多分そこが端折られている。
現在全廃されているフロン12などは多少雑な仕事でもさほど問題にならなかったようだが、今使われている代替冷媒、特に非共沸混合物は真空引きやらなんやらで詰め直すだけでも新品が買えてしまうほど高くつく。
まして配管に瑕疵があるのでは、壁エアコンを買ったところで配管も総取り替えせねばならず、今現在そこまでの予算はない。
結局自力で付けられる(そして出荷時から配管が密封されている)ウインドウエアコンを買い、自力で付けはしたが折からの手首の炎症をまた悪化させたりもした。
節水をしようとして、結局それ以上の損失になってしまった。
別に水道代が増えたわけではなく、怪我をしたのだった。
食器洗いをするとき、蛇口の水を極限まで絞って丁寧に流すと、面白いように綺麗に洗いあがる。
一方ですすぎ水は、家族全員分の食器を洗っても洗い桶に7割方、せいぜい7~8リットル。
それをしばらく続けていたある日、手首に激痛を覚えた。
しかしその時点ではなぜ、手首を傷めつけたか全く覚えがない。
医者では「腱鞘炎」と診断されたが「靭帯損傷じゃなかろうか?」と思えるほど日常生活に支承しまくり、まったくもって困ってしまった。(但し靭帯損傷だったら骨折ばりに痛むらしいので、やはり腱鞘炎の枠内でしかない)
処置としてテーピングをしてもらえるのだが、家事はもちろんトイレにも困るふうに巻かれてしまう。
もちろん専門家がそう巻くのは位置的に炎症部位を抑えてくれるからだけれども、トイレは大どころか小にさえ困る。
極力トイレを控えたらそれはそれでまた体に響く。腎盂炎とか腸炎とか、最悪生命に関わる。
何回か通院してから、偶然洗い物の途中で上述の食器洗いが元凶だったと気づく。
手、それも両手とも、ワイパーの如く親指を小刻みに左右に動かす動作が原因だったようだ。
馬鹿馬鹿しい。水道代は月額で多くとも数千円の範囲でしかない。
この怪我の処置だけで一体いくらかかったのか。

とは言えなるべく水は少なく済ませたいし、洗いあがりも綺麗な方がいい。
「溜めすすぎ」をネット検索で調べた結果、どうやら1回のためすすぎで90%超の洗剤が洗い落とせるらしい。2回やれば、食器についた洗剤の99%強が取れる、という。
これは簿記でいうところの「定率法」的な考え方で、元が100の内90が初回で出て行く。
残り10。
2回め。10の内の90%、つまり9が流れる。残り1。
流水すすぎは案外取れないらしく、2.5%程度になるらしい。普通にシャワーすすぎ程度では、しばらく洗い水が滴り続けるのは、まだそこに洗剤が残っているからだ。
自分はこれをごく少量の水で、労力だけ掛けて1以下にしようとしたのだから無茶といえば無茶。
但し適正濃度であることという条件がつく。
スポンジにたっぷり洗剤を染み込ませるなど論外で、説明書きの濃度を洗いおけ一杯分の水量に見合う洗剤しか使わない。
そうしてから少し、手首も良くはなってきた。
「殿、利息でござる!」の原作、「無私の日本人」を読んだ。
実に面白く、収録3作は2日のうちに読んでしまった。
さて、どうやら海外展開も考えているようで、ウィキでは英語版の記事と、英語題が既にあった。
直訳・意訳の域を越しているので、制作元が予めつけたのだろう。
そのタイトルが"The Magnificent Nine”
「偉大な(高潔な?)9人」ということらしいのだが、一昨年のディズニー・アニメに乗っかったような気がしてならない。
「ベイマックス」
確かあれ、日本とフランス以外は"Big hero 6"だったはず。
昨日夜やってたNHKの歌番。
お堅~いイメージの公共放送局も、アニソンテーマにした番組やるんだね。テレビでも(FMでは前から時々特集してたようだけど、聞き損ねてた)。
当の取り上げたアニメ本編はどれも「知ってはいたが見ていない」ものだった。しかも放送はNHKじゃない。他人の褌・・・。
わざわざアニソンのために既にプロで個々に活動しているシンガーさん組ませて新ユニット作ってたとは思わなかったが。

まさかプロデューサーさん、こうは言わなかっただろな。

「ウチと契約して、アニソン歌手になってよ」

洒落にならん。
前回アップした記事の写真を見返したら、紙の上で写真を撮ったにもかかわらず何やら畳のような縞々の模様が。
電気スタンドの球をLEDに替えているから、ひょっとしたら干渉縞が出たかもしれない。

電球の下で再撮影

今回は一時的に電球をハロゲン電球にすげ替えて撮影してみた。
干渉縞らしきものは全く見当たらない。
肉眼では撮影してからでないとなかなかわからないことで、今後もスチル写真などの目的では電球も生き残っていくのだろう。
往年に比べればごくごく僅かだが。


マグネマティック1015

ずーっと前にまとめて買ったNゲージ用のマグネマティックカプラー(四半世紀前まではケイディーと呼び習わされていたもの)を組んだ。
10組(つまり20個)を部品の状態でパックされているものを買っていて、既に2個は別途使っていたので残り18個が残っていた・・・はずである。
しかしまあ高齢化して大きなサイズへ移る(戻る?)方もいるくらいだからかように細かな部品の集積体をまとめて組み立てるのは、人件費がめちゃくちゃ安い国か高度に機械化されたプラントかのどちらかでなければ厳しい話ではある。
しかもこれはアメリカの会社が「自国製!」を謳っているのだから、プラントで組み立てるほかは値段を下げるすべはない。それでもかなり割高なので、昔のパソコンよろしく好事家が自前で組み立てる前提で、部品の状態でまとめ売り品を安く売っているのだ。
買ったのは国内の店舗で二千円台前半、ただこれも発売元でも現地価格10組16ドル弱+送料、安売り店もある。ちなみに発売元では組立完成品は1組2個で12ドル(10組45ドル)ほどになるので、数を揃えたい向きには自分で組むより選択肢はない。世界中誰もが。
幸か不幸か近眼で、こういう細かい部品を組むのにはメガネはかえって邪魔になるほどなので、まとめて一気に組んでみた。
カプラーとほぼ同時期に買った組み立て治具と、若干の工具、そしてデザイン用の6B鉛筆(普通の丸軸でなく長方形の芯が入っているもの)。
そして組みながら気づいたことは逐次改善していくこと。
要るものはこれくらい。

ちなみに6B鉛筆は文具・画材売り場で売っているが、潤滑剤の「グリーセム」の代用。
「油は使うな」というのが英文の取説の警告文。以前気づかずシリコングリスを使ってしまったことはあったが、油脂には違いないのでなるべくなら避けたい。今のところ当該品は異常をきたしていないが。

最初の数個はプラニッパーで切り離しながら組んだが一個リップシャンクの尻を切ってしまった。確認しながら切っていてこれなので、以降は彫刻刀の平刀で裁ち落とした。

組み立て治具にポケットを載せ、解放ピンを挿したナックルシャンクとリップシャンクの上下を組んだ連結器本体をポケットの中に組み入れる。
ここまでは定石通り。
指示書にある指定の逆ピンセットはあまり必要とは言いがたかった。

問題はカプラーの復元バネで、恐ろしく細かい。
英文のマニュアルや、他の愛好家の方のウェブでの手順公開を見るとどちらもカッターナイフの類で(デザインナイフだったり事務用カッターだったりの違いはあるが)バネの中途を刺して引っ掛けて組み込んでいたが、恐ろしく失敗率が高い。
何度もポケットに差し込む直前ではじけ飛び、机の下やら椅子の上に飛び出した。ごくかすかな音はするので、大体の場所の見当はつくが、細かすぎるので高輝度の懐中電灯で照らしては探す。
しかもナイフだと、何回もこういうことをやっているうちにねじれてしまうのだ。「復元バネとして用をなさないのでは?」と思えるほどに。

組み立てに要る視力があってこれなので、他メーカーが金属バネを廃したり、人件費の安い国でプラントを使って極端なまでの大量生産して値段を下げた完品を安売りするのも、むべなるかな、と思った。次の事に気づくまでは。

途中で直径が精密けがき針に近いことに気づき、けがき針で長手方向に突き刺してポケットに差し込む方法に変えた。これがメーカーの言う用途外かどうかは微妙なところ。模型用品なので、パテ盛りやらそれの彫りやらまでは範疇なので。

それでも何度かは跳ねたが、ナイフで輪切り方向に刺すよりは桁違いに成功率が上がった。
ナイフだと20回位トライ・アンド・エラーでようやく1回成功ということもあったが(当然ながら床の捜索も何度もアリ)、針で刺すやり方では3個組んで1、2回跳ねる程度。しかもねじれたバネも針に通すことでねじれを矯正して問題なく組み立てに使える。
上蓋をはめ込むと完成。実はこの上蓋、シム(厚さ調整の0.3ミリの板)と紛らわしく、それで組めなくしたのが1個出てしまった。ポケットと同じランナーに付いてるし。

サクサク組み立て終えた結果、15個の完成品が仕上がった。
既に以前に2個組んでおり、1個はポケットを壊したため仕損、残りはなぜか連結器の本体の数が合わない。→後から1個リップシャンクが出てきたので未成1個。つまり仕損2。
こういうのは、最初に全部組むべきなのかなぁ。

マグネマティックカプラー組みあがり

余ったピンやバネは、他に回そう。(特にピン)



百均で砥石を買ってきた。
今までは親父殿が30年以上前に買ってきた(45年ほどは経過していると思う)砥石を使っていた。セメントを固めたように見える荒砥と、レンガにしか見えない仕上砥の2つである。
見えた印象を言ったら親父殿が怒り出し、「食品のプロが使う高級品だぞ!」というのだが、それも30年以上の経年、使っているうちに石の表面に妙なくぼみができ、だんだんまともに砥げなくなってきた。

とは言えスーパーで売ってる砥石は安くとも千円台半ばと案外高い。それも荒砥・仕上砥など片方ずつで。
偶然百均で別の買い物をした際に砥石を見かけたので、ついでに買った次第。

荒砥と中砥が貼りあわせになったもので、大きさは15センチ✕8センチくらい。
早速使ってみたのだが、今までの親父殿のいう「プロ仕様」と比べ、幅はほぼ同じくらいだが長さはやや小さい。

確かに小さいのだが、それはそれで使い方を考えればいいわけで、対角線方向を主体に研いでみた。
目測通りの長さだったとして、対角線の長さは17センチに伸びる。
X字と長辺とを1回の研ぎで使うことにして(図だと IΧI てな感じに)、片減りを極力抑えることにした。
親父殿の砥石は既に片減りしたあとなので、こういうことがもうできないのである。
家庭用としては、十分な切れ味に砥げた。

百円しかしないこともあり、気楽である。
減ったら減ったで、買い直せばいいのだから。高すぎる砥石では、サンクコストと割り切れない。