実車のカワサキ250SSマッハ1レストア記、第8回はフロントサスペンションの再生をしたいと思います。
パーツの現状です。
左側が元々の車体に付いていた物ですが、あまりにサビがひどいのでオークションで程度がましな物を手に入れました。それでもサビはありますね(T^T)。
頑張れば使えそうなので、右側のパーツを使って再生していきましょう。
まずは分解です。フォークオイルは汚いながらも入っていました。
オイルシールはアウターチューブの上側に入っていますが、このパーツがねじ込み式です。今のバイクには無いタイプですね。
最初はキズをつけたくなくてベルトレンチで回そうと思いましたが、固くて回りません。最後の手段でパイプレンチ登場です。キズを恐れずしっかり咥えて回したら、あっさり回りました。パイプレンチ最強ですね・・・(>_< )。滑らなかったので傷も付かずに済みました。
これで分解完了、古いバイクなので部品構成はシンプルです。各パーツをきれいに仕上げて組み上げましょう。
アウターケースのサビは、重曹ブラストを試してみました。「アストロ」さんのブラスターを使ってみましたが、結構サビが落とせます。重曹は水2ℓに対して200ccくらいで噴き付けました。重曹が下に溜まらないように、常に振って撹拌しながら噴かないといけないので、手はかなり疲れます・・・(*´Д`*)。
この画像は、使う予定の無いサビのひどいアウターケースですが、そこそこきれいに落ちました。使おうと思えば使えるレベルです。
こちらがサビが少ない、実際に使う予定のパーツに重曹ブラストをしたものです。点サビがそこそこありましたが、ほぼキレイに落ちています。(ざらざら見えるのは重曹です)
コンパウンドで磨き上げたのがこの状態です。キズは仕方ないですが、十分きれいになりました。これを使っていきます。
インナーチューブは、サスが縮んだときの摺動面にはほぼサビが無いので、そのまま使ってもいいのですが、点サビでも引っかかりがあるものは、念のため凸部を均しておきます。
使っているのは#2000のペーパーです。オイルをつけて軽く円周方向に磨いて、手で触ったときに膨らみが無くなればOKです。
トップボルトキャップはアルミ製です。長年の間にガタガタになっているので磨いてみました。最初は頭の6角にひどい打痕があって、22mmのソケットが入らなかったりしたのですが、ヤスリで形を整えて磨いたのが右の状態です。
深い傷は消せませんが、このくらいキレイなれば良しということで、進めます。
パーツがキレイなったので組み立てます。
オイルシールは純正新品が出ました。手持ちの塩ビ管ではサイズが少し大きかったのでオイルシールプッシャーを使いました。
オイルは定番の10号、量はフルオーバーホールで220cc(動画では200ccと言っていますが・・・)入れました。
エア抜きをして、順番通りにパーツを組んで完成です。
全体像の画像が無くてごめんなさい。
このダストシールは廃盤なので、ラバープロテクタントを塗って再利用です。亀裂も無いし、まだ柔軟性が充分あるので大丈夫だと思います。
これでフロントサスペンションの再生は完了です。
今回も動画を作ってみましたので、よろしかったらご覧ください。












