多読で英語 ~いつか英語で仕事してみせる~ -2ページ目

多読で英語 ~いつか英語で仕事してみせる~

TOEIC265点からのペーパーバック道!! 小説読むのが大好きでたまらない26歳サラリーマンによるPBへの道のりです。







ただ翻訳物がどうしてもなじめずそれなら原書で読んでやろうじゃないのと一念発起!!







さてはて結果は?

著者: Anne Tyler
タイトル: The Accidental Tourist (Penguin Readers: Level 3 S.)

Penguin Readers Level 3  YL3.2 SSSオススメ度 ☆☆☆☆ 21000語 

愛する息子との突然の別れ。


目の前に突きつけられた死という現実に夫婦は次第に別々の道を歩み始める。


現実があまりに辛すぎてたとえそれが妻であろうとも夫であろうとも


一緒にいることで息子のことを思い出してしまう。


それならば新しい人生を歩き出すほうが人は幸せになれるかもしれない。




人生には乗り越えなければならない壁がいくつもある。


もし自分が同じ境遇に立ったとしたら私も主人公のメイコンのように逃げだしてしまうだろう。


でもそれだけではない、新しい道には新しい人生が待っているのだ。


世の中捨てたもんじゃない。


そう思える一冊です。



映画版は「偶然の旅行者」だそうです。


タイトル: 偶然の旅行者 特別版

 

 

ピンとこないですね、偶然のって・・・。

「急な出張や突然の行事で不本意ながら旅する羽目になった人」
そんなニュアンスだと思います。

 

多読でよいのは本を読んだあと、こういう風にタイトルを感覚で捕らえることができること。

 

今までの勉強法だとaccidentalっていうのはこういう意味でって定義された辞書を使って暗記していくものだったけど、実際に会話とかでそんなこと考えながらしゃべったりしないし日本語での会話を思い返してみると適当に喋っている。


たとえばこないだ友達が


「いい感じっ♪」って言ったので

「いい感じっ」てなんだっ?

って聞いたら「そんな感じっ」て答えが・・・。


すごい感覚で喋ってる。


この言葉のもつ感覚を養うことができるのが多読学習のすばらしいところだと思う。



読みさすさ:☆☆☆


面白さ:☆☆☆



著者: John Escott
タイトル: Lucky Break (Easy Start Penguin Reader)

YL0.8 ☆☆☆ 900語


表紙からしてまったくラッキーには見えない彼、名はトム。


大好きな大好きなアメリカンフットボールの試合の最中に足をブレイクしてしまったアンラッキーなトム。


どうやら大好きな女優が近くの映画館に来るらしい。


会いたいけど足が折れてるので仕方なくタクシーを利用するかわいそうなトム。


映画観に現れた女優にサインをもらおうとしたら後ろから押されて転んでしまい、しかも女優も巻き込んでスッテンコロリンなアンラッキーなトム。


怒り狂った女優に殴られるかわいそうなトム。


でも最後にラッキーなことが起こるのです。


・・・


・・・


・・・


どこがっ?


僕にはかわいそうなやつにしか見えない。


世の中は気の持ちようですね。


がんばれトム!!


まけるなトム!!


ジミー大西にそっくりだぞトム!!





少し前にSSS式多読のサイトと「今日から読みます英語100万語」の本を紹介したら


アクセス数が一気に5倍になりました!!


みなさんそれだけ多読に興味がある証拠ですね。


もし多読に興味がありほんの少しでも興味があるのであれば今すぐ行動を起こしてください!!


僕はSSS式多読を半信半疑で始めました。


「本当に辞書を引かないでも読めるのか?」


「わからないところは飛ばして読むって・・・それで面白いの?」


「某サイトではぼろくそに批判されてるみたいだしやっぱりやめようかなぁ?」


なんて思ってました。


これを読んでいる皆さんと同じだと思います。


そして多読を始めて二年後の現在どうなったと思います?


本屋の洋書コーナーに行くのが楽しいんですよ!!


あれも読みなたいなぁ、これも読みたいなぁ、待ってろよ!!もうすぐで読めるようになるからなぁー!!


ってニヤニヤしながらうろうろしてます。


ぱらぱらとめくりながら


「あぁこれなら読めそうだぁ」


なんて本がうようよしてます。


PBを読んで泣いたり笑ったり感動したり怒ったり・・・。


他の英語の勉強法でこんなことが起こりますか?


Toeicの勉強して感動しますか?


というか皆さん英語の勉強を毎日一時間以上、二年間、しかも会社勤めしながら続けられますか?

勉強なんて楽しくなきゃ続かないんですよ。


もしくはそれ相応のモチベーションや必要に迫られないと英語を習得なんてできないです。


第二言語を習得することはとてつもない努力がいるんです。


だから続けるために楽しくやる方法をとるべきだと思います。

ただ正直に言いますと人によりますが100万語達成時点ではそこまで面白いとは思っていませんでした。


というか100万語ではPBは読めないです。


300万語を超えて児童書がとても楽に楽しく読めるようになった程度です。


が、そもそも僕は中学レベルの英語力しかありませんでした。


BE動詞があるならA動詞とC動詞もあるのかな?とか本気で思ってました。


それが今ではチョコレートファクトリーとか読んじゃってるんですよ。


ありえないですよね?


それと200万語あたりから文法やリスニング、ディクテーションなどの勉強法が急に面白くなりました。

いままでよくわからなかったところが霧が晴れたようにすっきりするからです。


スポーツで例えればわかりやすいと思いますが、練習が多読で、コーチが文法等だとします。


あるところにサッカーが好きで毎日毎日練習している選手がいるとします。


でも試合では思ったより活躍できません、こんなに毎日努力しているのにどうしてだろう?


あるときその選手に世界的に有名なコーチがつくことになりました。


試合でのポジショニングや体の使い方、ボールのトラップの仕方、状況によるシュートコースの判断。


いままで感でやっていたものが理論を得ることにより彼はその後どうなるでしょうか?


試合でどんな活躍をするのでしょうか?




実際にボールを蹴ったり、試合をするのは多読だとします。


次の試合までにボールを使った練習をしまくるのと、


いやいやまずはルールや論理が大事!!練習なんかしないでサッカーの本を次の試合までに20冊読むぞ!!





・・・どっちが試合で活躍しますか?


そしてどちらからやるのが効果的ですか?


サッカーの元日本代表選手の解説とサッカーをしたことないけどサッカー論だけの評論家の解説はどっちが説得力がありますか?


勉強する人の性格にあっていれば英語の勉強のやり方なんてどれでもいいと思います、とにかくがむしゃらに続けることのできる勉強法が一番いいのです。


勉強は続けているうちに壁に当たります。そのときに他の勉強法を試してみるとうそのように頭の中が晴れていくもんです。


多読は続けるのが一番楽な方法だと思います。


あなたがいままでいろいろな英語の勉強の本を買っては続かずに本棚に飾るということを繰り返しているのであればまずは多読をオススメします。


多読の壁に当たったとき、本棚に飾ってあった英語の本が輝きだしますよ。



著者: John Grisham
タイトル: The Rainmaker (Penguin Reader, Level 5)

YL5.0  ☆☆☆☆☆ 24000語


う~ん・・・むずかしぃ~(ToT)


やっぱりレベル5は早かったみたいですぅ。


理解度はかなり低く55%ぐらいじゃないかぁ?


法律に関する話なので知らない単語のオンパレードなのと登場人物をマインドマップでまとめなかったからこの人誰だっけなぁ?ってのが多かった。


でもなぜか全部読めた。


普通ならつまらーん\(◎o◎)/


って投げ出すところだけど、なぜか読み終えてる自分。


SSS多読でのおすすめ度が☆☆☆☆☆の最高ランクだからなのかぁ?


低いレベルで鍛えなおして再チャレンジしてみます。



今回「transplant」ってなんだろう?ってずっと思って読み進めてました。


でもめんどくさいので辞書は使わずに最後まで読みきった。


たぶん移植手術なんだろうな、でも詳しくはわからないなって感じでしたが、アマゾンのリンク先の書評を見たらわかると思うんですけど骨髄移植って書いてあるんですよ。


あー納得、そうかぁ骨髄かぁ。でも移植が直感でわかるなんて俺も成長したなぁ。すごいSSS式多読!!


でもよく考えると本当にすごいのはtransplantが先に頭にインプットされていることなんです!!


もし途中で訳を見た場合はどうなるでしょう?


簡単です、transplantが出てくるたびに骨髄移植って頭に浮かびます。


すると日本語変換読みになってしまうんですよね。


そうなってしまうと読むリズムが悪くなるんですよ。


なんとなくわかるレベルの単語は絶対に訳さないでそのままにする!!


これ重要です!


こうやってほとんど忘れることのない単語が増えてゆくことになります。


しかも楽しい!!

さて


ひさびさの更新です。


四月は忙しいですねぇ。


今日はこれ


著者: Rabley
タイトル: Tinkers Farm (Penguin Readers Series: Easystarts)

YL0.8 ☆☆☆ 900語


描かれている絵がとてもいいです。


なんか読んでて和みました。


疲れてるんですよ僕(笑)


すごく読みやすくて多読の初心者には強くおすすめします。


私はいつも英語の本を読むとき混乱します。


なぜって名前と登場人物がわけわかんなくなっちゃうんですよ。


だから今回はマインドマップを使用して登場人物をまとめながら読んだらアラびっくり!!


すっとイメージが入ってきました。


こんな感じ↓


マインドマップ


マインドマップはほんとすばらしいですね。


仕事でも趣味でも何にでもおすすめです。



著者: Roald Dahl, Quentin Blake
タイトル: Charlie and the Chocolate Factory (Puffin Novels)

だだん!読んでみましたチョコファク!!


SSS掲示板でも話題の一品。


とても読みやすくテンポが良いので一気に読めるという前評判。


だから買っちゃいました。


内容はというと


とある町にとある貧乏一家がおりました。


その貧乏一家の息子チャーリーは大のチョコ好き!!


だけど悲ティーことに年に一回、誕生日の時にしかチョコが食べれません。





貧乏だから。





チャーリーの住む町には大きなチョコレート工場がおったってました。


そこは世界的に有名なウィリーワンカが経営する工場。


彼の作り出す夢のようなチョコレートの数々。


世界中の人々か魅了されてしまう。


だけどチャーリーには地獄です。





貧乏だから。





そんなかわいそうなチャーリーにビックチャンスが舞い込んだ!!


世界で5人の子供にウィリーワンカの工場に見学と一生チョコレート食い放題権が当たるキャンペーンをワンカがおっぱじめたのであった。


はたしてチャーリーは5人の中に入れるのか!!



ってもちろん入れるんだけどね。



読んだ感想はというと

難しい!!


そして


おらには合わん!!




あまり面白いとはいえませんでしたよ。


自分の好きなタイプだと難しかろうがなんだろうが楽しく読めちゃうのがSSS式多読のいいところですが、


合わないとなるととたんに睡魔が襲ってきます。



それでもなんとか読了!!



けど最後の三分の一ぐらいからワンカの暴走っぷりに一気に読むことはできました。


はっちゃけすぎですワンカさん。


やりすぎですワンカさん。


どー考えても逮捕だろ逮捕!!


最後に素敵なあしながおじさん風なハッピーエンドに決めてるけどあんた訴えられますから~!!





でもこれ大多数の人にはオススメだそうですよ。





著者: Bernard Smith
タイトル: The Last Photo (Penguin Joint Venture Readers S.)

YL0.8 ☆☆☆ 900語


今回の一からやり直し多読本はこれ

 

「The Last Photo」

 

マーティンとパム、写真好きな二人は兄弟そろってケンブリッジに観光に来てました。

 

そろそろ帰ろうかなって時にカメラのフィルムがあと一枚分残っていましたと。

 

そこでパムがマーティンでLast of photoを決めようとしたわけです。

 

するとそこにでっかいリュック(テント付)のおっさんが思いっきりマーティンの目の前を横切り、しかもカメラ目線でしっかりハイチーズ、パシャッ!!

 

このおっさん帽子にグラサン、ひげづらで怪しさ全開、加えてテント付リュックをいうかなりのアウトドアなのですが上はポロシャツ、下はスラックスというはずしテクニックを駆使しているかなりおしゃれなワイルドエレガント!!

 

素敵な旅の最後にこのような不愉快な一枚を撮ったと思うと帰り道でフィルムを捨ててしまいたくなりますよね。

 

そんな状況なのにこのオサンはパム兄弟にガンをくれ怒りながらバスへと乗り込んでゆくのでした・・・。

 

おいおいどう考えてもお前が悪いだろ ヽ(`Д´)ノな一コマですよ。

 

そしてこの不愉快な一枚がある事件のキーとなるのであった・・・。

 

 

うーむ、おもしろいかどうかというよりに短すぎて評価できん!

 

このレベルでも初めの頃はすごい時間かかったんだよねー。

 

なつかしい・・・。

 

多読始めた頃はたぶん下のようなセンテンスに出会ったとき

 

He's got a rucksack and tent・・・

 

この「got」の部分でなんでgot?

 

となっていたのだけれど今ではすんなりイメージが頭に浮かんでくる。

 

あとtelephoneを動詞でtelephonesと出てきてもそのまま普通に理解して読めてしまっている。

 

これにもびっくりだ。

 

なんかカンとかでわかってくるようになった。

 

SSS式多読恐るべし。 

うーん

 

最近確かに児童書とかを読めるようにはなった。

 

だけど、だけどだね。

 

やっぱりもうちょっと理解度を高めたい。

 

SSS式では簡単なGRからやり直したりICRなどをはじめたりしたりするのがいいと書いてあったので、PGRのレベル0からやり再スタートします。

 

ただ一冊が高いので三省堂とかで立ち読みです。

 

一日一冊ペースで読んで、どれだけ理解度か上がるかを試したいですね。

 

それに低いレベルの本は英会話にもいいらしいし。

 

ちなみにリスニングはVOAから基本会話のmp3を落として聞きはじめました。

 

よく考えたら多読前はこんな基本レベルのリスニング教材でもなに言ってるかわからなかったけど、今では普通に内容がわかるしある程度の単語もわかってるんですよね。

 

多読によって英語を処理するスピードがかなりあがったおかげだと思います。

 

 

というわけでイングリッシュチャンネルの傷を引きずりつつ昨日読了した多読本の紹介。

 

著者: Louis Sachar
タイトル: Holes (Readers Circle)

YL6.5 ☆☆☆☆ 46938語


かなり面白いです。ぐいぐいストーリーに引き込まれましたよ。

 

それなりに難しいのだけれども内容が面白いとすごい勢いで読んでしまう。

 

タイトルのとおりひたすら穴を掘るというお話。

 

犯罪を犯してつかまった少年たちを更生させるため毎日ひとつの穴を掘らせる。

場所は干からびた湖で、うだるような暑さと少ない水でみな必死に穴を掘り続ける。

 

だがそこには隠された裏の目的があった・・・。

 

ストーリーは過去の話と現在の話が交互に進み徐々にリンクしあい最後にはすべてがひとつへと収束してゆく。

 

この本はかなり有名らしいです。

 

映画にもなってるのかな?

 

話は変わるけど日本でも少年犯罪にはこういった刑をさせればいいのにと前々から思っていました。

 

それは

 

「地雷撤去の刑」

 

どうです?いいでしょこれ。

 

罪が重いほど地雷を撤去しなきゃいけない数が多いし下手したら死にます。

 

でも撤去すればするほど世のためになり充実感も得られるだろうし。

 

なにより地雷で苦しむ地域の人たちに感謝されるでしょう。

 

だれかを助けることがどれだけ自分の心を満足させるかを気づかせてやればいいのです。

 

うーん駄目かなぁ??