石破茂 自民党総裁候補と、水戸市内原の大縄林業原木業株式会社の肥料づくりと、それに関連するバイオマス発電場等の資源循環型の施設を視察させて頂きました。
元々は、製材業、木材販売業、木質チップ製造及び木工製品製造販売等を業種としていましたが、大量の木屑を取り扱ってきたことから、それを加工して肥料を作り、その過程でバイオマス発電も行うなど、限られた資源を無駄にしない、資源循環型の工場を建設しました。
具体的には、近くの大規模な養鶏場から鶏糞を引き取り、これに加工した木屑を混合し、嫌気性発酵をさせて肥料を作るもので、自然な材料由来の匂いもしない良質な肥料ができます。
養鶏場では鶏糞の処理費用が節約でき、加工の過程でのバイオマス発電による売電で利益を上げられ、成果品としての安心な国産肥料が供給できます。
世界の安全保障環境が悪化している中で、輸入に頼っていた肥料の原材料が減少して高騰しているところ、国産化できるのであるから渡りに船です。
石破茂さんととともに、大縄社長・会長から事業の詳細なご説明を受け、地元に環境に優れた工場があることを理解し、このようなSDGsに適う施設が全国で展開されるよう推進したいと思います。