茨城県内でも、年々、農家戸数、農業従事者ともに減少し、反比例して、荒廃農地面積が拡大しています。ここ数年は、農家の高齢化とともに、そのスピードに一層の拍車がかかっています。

    

    一度荒地にすると、農地に復元するのに、相当の手間と時間がかかります。それなら、農地中間管理機構(農地バンク)を通し、借り手を探して、農地の状態で貸した方が荒地にならずに、良いのではないかと思います。

    しかも、利用権の契約期間が満了すると同時に返還となるので安心です。


    農地を貸したいという方がおりましたら、各市町村の農政課及び農業政策課等の農業担当部署、茨城県農地中間管理機構(茨城県農林振興公社)029-350-8687までご連絡ください。たどころ事務所もお手伝いします。

(農事通信員)

* 綺麗に管理してある農地と、荒地になって草が繁茂している農地、違いが明瞭です。



本当に暑い日が続きます。

その陽差しのもとで、各地域の皆さんが力を合わせ、伝統の祭りを守っています。

まさに、日本の夏、祭りの季節がやってきた、という感があります。


神輿に魂が入り、それを中心に祭りの主役たちが街の中を練り歩き、五穀豊穣を願います。

その中で、地域の皆さんの交流と融和が促進される、素晴らしい機会となります。


自然の営みはそのようなことはお構いなしで、厳しい暑さと、急激な気候の変化、土砂降りの雨、更には鋭い稲光と凄まじい雷鳴が轟きました。


しかし、それに負けるものかと、祭りの担い手達は神輿を進めます。

この試練も、地域の連帯と達成感を強くします。これぞ、祭りの醍醐味















「農業王国」の茨城県が誇るトマト、ピーマン、キュウリ、なす!

夏野菜がスーパーや直売所の店頭にところ狭しとたくさん並んでいます。

以下、品目別に出荷量の多い上位5道県と県内上位5市町をお知らせします。

 

①「トマト」全国の比較

1位  熊本県 125800 トン

2位  北海道  58700 トン

3位  愛知県  44600 トン

4位  茨城県  43900 トン

5位  栃木県  30400 トン   

* やっぱり、熊本県の出荷量はぐんを抜いてますね!茨城県では、特にミニトマトは全国でもトップクラスの出荷量を誇ります。


「トマト」の茨城県内の市町村別出荷数量はどうでしょうか?

1位 鉾田市  12500 トン

2位 筑西市   5940 トン

3位 行方市   3110 トン

4位 茨城町   2320 トン

5位 坂東市   2210 トン

* 以上のように、県内満遍なくどこの市町村でも作付けされているようですが、多くは大消費地の東京方面に出荷されているので、特に県西や鹿行地区での出荷量が多くなっています。

 

②「ピーマン」

1位  茨城県  31500 トン

2位  宮崎県  26400 トン

3位  高知県  13100 トン

4位  鹿児島県 12700 トン

5位  岩手県   7390 トン   

* 季節に先駆けて店頭に並ぶ西日本の農業大国「宮崎や高知、鹿児島」を押さえて、堂々と茨城県が1位を確保しています。


「ピーマン」の茨城県内の市町村別出荷数量はどうでしょうか?

1位 神栖市  26700 トン

2位 鹿嶋市   1780 トン

3位 鉾田市    361 トン

4位 石岡市    241 トン

5位 行方市    197 トン

* 県内では、誰もが知る神栖市の出荷量がダントツ1位ですね。

この地方は、水はけの良い砂丘地帯と温暖な気象条件に恵まれ、すばらしいピーマンが出来て、首都圏でも絶大な評価を頂いています。

 

③「キュウリ」

1位  宮崎県  60800 トン

2位  群馬県  50000 トン

3位  埼玉県  40000 トン

4位  福島県  36500 トン

5位  千葉県  28400 トン

6位  茨城県  22100 トン   

* やっぱり、宮崎県の出荷量はぐんを抜いてますね!2位以降は、大消費地東京の周辺エリアが生産県になっています。


「キュウリ」の茨城県内の市町村別出荷数量はどうでしょうか?

1位 筑西市   6560 トン

2位 常総市   2420 トン

3位 行方市   2160 トン

4位 石岡市   1570 トン

5位 桜川市   1420 トン

* 以上のように、県内満遍なくどこの市町村でも作付けされているようですが、多くは大消費地の東京方面に出荷されているので、特に県西や県南地区での出荷量が多くなっています。

    主に県西地区で作られている「千石きゅうり」は、表面は濃い緑色で美しい光沢があり、茨城県のブランドきゅうりです。

 

④「な    す」

1位  高知県  38700 トン

2位  熊本県  30900 トン

3位  群馬県  24800 トン

4位  茨城県  16000 トン

4位  福岡県  16000 トン

* やっぱり、高知や熊本の出荷量はぐんを抜いてますね!

茨城も4位にランクインしています。

 

「な    す」の茨城県内の市町村別出荷数量はどうでしょうか?

1位 水戸市   601 トン

2位 常陸大宮市 348 トン

3位 小美玉市  413 トン

4位 常陸太田市 225 トン

5位 笠間市   238 トン

* なすは、トマト、ピーマン、キュウリの他の夏野菜とは違い、県央や県北地区の生産が上位を占めています。

    これは、常陸大宮や常陸太田で栽培されている「奥久慈なす」が、県が作付けを推奨する「ブランドなす」でもあり、東京市場でも高い評価を得ています。そして、県内では水戸が出荷額1位を占めている夏野菜です!


    トマトは筑西市、キュウリは筑西市と桜川市、ナスは水戸市と笠間市が県内ベスト5に入り、各地それぞれが努力して、夏野菜が盛んに生産されています。

    皆さん!茨城県の新鮮な夏野菜をたくさん食べて、夏バテに打ち勝ちましょう!

(農事通信員)









遺家族議員協議会が開催されました。

 

    令和6年度予算に係る戦没者遺族に関わる点について、(一財)日本遺族会の水落敏栄会長からご意見を伺い、関係省庁からの恩給費や遺族援護関連予算の報告を受けた上で、意見交換を行いました。


 今日の平和と繁栄は、国難に殉じた多くの英霊の犠牲のもとにあることを忘れることなく、二度と不幸な戦争を起こさないという不戦の誓いを堅持

しなければならないと、強く再認識しした次第です。 

一般財団法人 日本遺族会 水落 敏栄 会長

 

 

 

    先日、スーパーに行ったら、果物コーナーに何と茨城産の「梨(幸水)」が店頭に並んでいるではないですか!この酷暑の中で、秋の果物のイメージが強い「梨」は少し早すぎます!


    しかし、暦の上ではまもなく立秋(8月7日)を迎え、このたいへんな暑さの中でも、徐々にではありますが、秋の気配も感じることになるのでしょう。


梨の出荷量の多い上位5道県と

             県内上位5市町をお知らせします。


「ナ シ」

 1位  千葉県  18900 トン

 2位  茨城県  16500 トン

 3位  栃木県  16000 トン

 4位  福島県  14100 トン

 5位  長野県  12500 トン   

 

    やっぱり、首都圏の周辺の関東近県は出荷量が肉薄してますね!茨城県は、千葉県に次いで2位の出荷量を誇ります。

    近年では、1個の重量が1kgを越える茨城県オリジナルブランド「恵水(けいすい)」が、東京の高級フルーツパーラーで1個1万円を越える値段で販売されて話題になっていました。


それでは、茨城県内の市町村別出荷数量はどうでしょうか?

1位 筑西市       7000 トン

2位 下妻市       4410 トン

3位 石岡市       4400 トン

4位 かすみがうら市      4370 トン

5位 土浦市          1610 トン

 

    以前から筑西市では関城地区、石岡市では八郷地区での生産が有名で、石岡市、かすみがうら市、土浦市は、国道6号線沿いの観光果樹園での販売が多くなっています。

    茨城県では、豊水、恵水、幸水、あきづき、新高(にいたか)等のたくさんの品種が生産されており、収穫時期も少し違うので、秋の長い期間食べ比べができるます。


    (幸水) 茨城の梨シーズンのスタートを飾る品種です。ソフトな歯ざわりで水分豊富、暑い季節にピッタリな品種です。

    (豊水) 甘みと酸味が見事にマッチ、果肉は柔らかく名前が示すように果汁たっぷり。形状は丸々としていて、日持ちする。

    (恵水) 茨城県のオリジナル品種、平成28年度から本格出荷。香りがよく、みずみずしい梨。大玉で、食べ応えもあり、シャリシャリの食感。9月上旬から下旬が最盛期。乞うご期待ください!


早くも、茨城の「梨」の季節が始まりました!

    梨王国茨城!果物王国茨城!秋の恵みを満喫しましょう!

(農事通信員)





    今大会、ノーシードから勝ち上がってきた守谷高校は、1回戦 藤代紫水を6対2、2回戦 日立北を10対5、3回戦はAシード水戸一を15対8、4回戦は下館一を7対6で、そして、準々決勝戦は水城高校に対して、7対1で破り、準決勝にコマを進めました。

    この快進撃は、守谷を走る「つくばエクスプレス」のごとく軽快に疾走しています。


    守谷高校は、開校40年。今までに全国大会で活躍する男女剣道部は有名でしたが、そこに野球部が名を連ねることになるでしょう!

    準決勝は、7月25日の木曜日、10時から常磐大高対つくば秀英、12時30分から霞ケ浦対守谷が水戸市民球場で予定されます。

    

    さて、どこが勝ち上がりますか?いよいよクライマックスが近づいて来た茨城大会、非常に楽しみです。

(ふるさと通信員)






(写真は、水戸一との試合終了後、水戸一の津田主将から次戦以降の激励を受ける守谷高ナイン)


大井川知事の水戸地区後援会の総会、県政報告会が開催されました。


柴  和伸 会長、岡田  広 名誉会長、黒木雅宏 事務局長をはじめとする役員の皆さまのご尽力と、多くの後援者の参加により、熱気溢れる大会となりました。


大井川知事による「県政リポート2023〜2024」と題する講演会では、茨城県の発展する様子がプロジェクターに写し出された映像とともに報告されました。


支援者が県政の詳細について理解する機会を得られることはたいへん有意義です。

我々国会議員も国と県とを結び、更なる発展のために力を尽くします。











   全国的に猛暑が続いています。全国1位は、山梨県勝沼の39,6。もう少しで40に到達するところでした。

    茨城県内では、大子町の38,6が最高で、2位は古河市で37,9、3位は筑西市の37,4、4位は常陸大宮市と笠間市の37,4でした。いずれも内陸に位置する地区で、酷暑対策を怠りなく❗️

    海岸沿いは、北茨城市32,9、日立市32,1と、内陸部とは5くらいの温度差があります。


    お隣千葉県では、その温度差はもっと顕著で、市原市牛久で38,8を記録して、県内最高気温だったのですが、海岸部の勝浦市は、何と30,0ちょうどでした。

    千葉県の海岸部はどこも涼しいのかと思いきや、外房の鴨川市36,5℃、館山市33,9、銚子市33,4で、勝浦市は突出して涼しいのです。


    テレビの番組等で、勝浦市が涼しい理由として、目の前に広がる海の水深が深くて、冷たい深い場所の海水が上に上がってきて、地域を冷やすのだと見られています。

 過去の気温のデータを見て、市役所や不動産屋さんに東京方面から問い合わせが殺到しているみたいです。酷暑移住が始まるかもしれません。

 夏だけ、勝浦市に住みますか?いやいや、生まれも育ちも生粋の茨城県人の私としては、暴走(房総)した考えはよくありません!訂正します!

 (ふるさと通信員)







石破茂さんを囲む勉強会が開催されました。

今回の講師は、参議院議員の舞立昇治さんで、「今後の新たな財源確保策及び、東京一極集中の是正について」と題する講演が行われ、意見交換が行われました。


過密都市東京は感染症に弱く、一度大地震が発生すれば甚大な被害が発生します。また、東京は低地が広がり、その中を多くの河川が流れていることから、頻発・激甚化する豪雨災害にも極めて脆弱です。これは日本のリスクとも言えます。


東京の都制度を見直して、23区を一つの東京特別市として独立させ、国と東京特別市の2層制にすれば、究極の二重行政の解消になり、更に税制改革も進められるという、独自論も披露されました。


我が国の合計特殊出生率が1.2となってたいへんショックでしたが、東京の0.99には驚くばかりです。この東京に若い人たちが集中するのですから、人口減少の勢いは止まりません。

その意味からも一極集中の是正が必要だと言います。


東京一極集中の是正により、日本全体を豊かにする方策について様々な視点から提言され、たいへん興味深いものでした。





    皆さん!ジェトロをご存じですか? 「日本貿易振興機構」のことで、貿易、投資促進と開発途上国研究を通じ、日本の経済、社会の更なる発展に貢献することを目指す国の独立行政法人です。訳して、「ジェトロ」。


 70ケ所を超える海外事務所、並びに約50ケ所の国内拠点からなり、イノベーション創出、農林水産物・食品の輸出や中堅・中小企業等の海外展開支援に取り込んでいます。


    ジェトロの国内拠点として、茨城にも事務所があり、2014年6月に開所以来、すでに10年が経過し、これまでの相談件数も何と5000件を超えております。


    ジェトロ茨城の場所は、水戸市柵町11の茨城県水戸合同庁舎内の4階、水戸土木事務所と同じフロアにあります。

    海外でのビジネス展開、あるいは農作物の輸出等をお考えの方々、団体等がございましたら、県庁の担当部署及び、ジェトロ茨城にご相談ください。たどころ事務所もお手伝いします。

(国際通信員)