まだ、梅雨も明けていないのに大変な暑さが続いています。今日は、静岡市でついに40度に達しました。これに続く関東内陸の群馬県も軒並み39度を超えています。

 もはや、「地球温暖化」を越えて、昨年あたりから言われだした「地球沸騰化」の時代に入ったのではと感じる昨今です。


 日本での環境問題は、戦後の高度成長時代に、各地の河川や大気汚染等の公害問題に悩まされ、その克服に大きな労力を要しました。1975年頃から地球温暖化の問題が叫ばれ、グローバルな環境問題として、世界的な大きな課題となっています。

    そのような背景にあって、厚生省から環境庁が独立して、今では環境省として格付けが上がり、重要な役割を果たすことが期待されて今日にいたります。


 日本の大学でも、環境問題への関心は年々高くなり、国公立大学や、私立大学でも専門の学部学科を有する大学が多くなりました。この分野は、理系だけでなく、経済や法律に係る文系も関与する総合的学術分野であり、先進国と言われて久しい我が国も、最先端をいく研究、実績を積み、環境問題で世界をリードしたいものです。

     DXとともに、GXが時代変革へのキーワードになっており、環境対策は大きな負担であるとの考え方から、経済成長へのイノベーションを巻き起こすものとして積極的に取り組まなければなりません。