選挙区を車で回っていると、難解な地名に遭遇します。


まず、水戸市では、「木葉下」で、水戸の北端で城里町と境界を接する場所です。「あぼっけ」と読み、全国でも最難読地名に数えられています。その昔金山があった場所と言われています。


次に「大足」です。旧内原にあり、国道50号バイパスの旧道沿いです。これは、「おおだら」と読みます。


城里町では、「北米」があります。ここは北アメリカかと一瞬思いましたが、「ほっこめ」と読みます。


次に笠間市を訪問すると、「随分附」があります。まず、地元の人しか読めませんね。岩間街道沿いの旧友部に位置します。これは、「なむさんづけ」と読みます。やはり、「木葉下」と並び、全国でも最難読地名の一つに数えられています。


続いて、「安居」です。旧岩間に位置しており、県道城里石岡線沿いの地域です。「あご」と読みます。


(補足)

映画化された小松左京の小説で、田所博士が予言した通り日本が沈没する「日本沈没」では、徐々に沈みゆく列島にあって、最後に残るのがこの「木葉下」です。

水戸市西北方にある、標高200mほどの朝房山の東の麓にある地区で生き残った主人公や住民は、この地で救出の船を待つというストーリーの舞台になっています。

(ふるさと通信員・・次回は 選挙区内の筑西と桜川を中心に、難読地名をご紹介します。)