「庭先カフェ」という粋な呼び方に惹かれて、訪問してみました。


古内庭先カフェは、茨城三大銘茶(古内茶・奥久慈茶・さしま茶)の産地である古内地区で開催され、地域のお茶屋さんや、商店、住民が庭先を開放して、お茶やお菓子などを訪問してきた人に振舞うものです。


世知辛い現代に地域の人々の善意で、訪れる人をおもてなしするところに、忘れがちな人情を感じることができます。


古内茶は、水戸藩二代目水戸藩主である徳川光圀公が奨励し、茨城県で最初に栽培が始まったとも言われる、歴史あるものです。


お茶畑が広がる山あいが織りなす美しい景観の中で、そよ風に吹かれ地元の人と交流すれば、自ずから気持ちも大らかになります。


まだ行ったことのない人は、次回は是非訪問してみてください。










(桜田門外の変に参加した鯉淵要人のお墓もあり、歴史的にも興味深いものがあります。)