毎週、地元(水戸市・笠間市・筑西市・桜川市・城里町)の小学校から、多くの小学生の皆さんが衆議院参観(国会見学)に来られます。

 今日は筑西市立の小学校6年生皆さまが来られ、国会議事堂について説明、ご案内させて頂きました。

 国会は、国民の皆さまから選ばれた国会議員により組織されています。日本国憲法は、国会を「国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である」と定めています。衆議院は、参議院とともに国会を構成し、法律の制定、内閣総理大臣の指名、政府(内閣)提出予算の議決、条約の承認など大切な役割を担っています。また、国政の基本方針や国際社会の問題から、国民生活に関する身近な課題まで幅広く議論するとともに、国政調査権に基づき、行政が適切に適切に執行されているかどうかを調査したり、国民から受けた請願の調査を行うなど、常に「国民の代表機関」としての役割を担っています。

 こうした活動の行われる主たる場所が国会議事堂です。現在の建物は、昭和11年(1936年)に竣工しました。国会議事堂は、建築物としても美しく大変貴重なものであり、そこで行われてきた様々な活動は、長い日本の議会政治の歴史そのものでもあります。私たち国会議員は、こうした伝統と格式を損なうことなく、社会経済情勢の厳しい変化を受け止め、内外の諸課題に迅速かつ柔軟に対応し、職責を果たしたいと思っています。