もうすぐ、自民党の「骨太の方針」についての議論が始まります。

  過去には欲張りすぎて、骨太ではなくメタボになってしまったので、その反省から的確でスリムな政策集としなければなりません。


  「骨太の方針」に盛り込まれることによって、その政策が実現されるものであることから、責任政党として真剣な議論が交わされます。


  インフラ整備や教育、福祉、医療、農業政策 等々、広範多岐にわたる政策については、各専門分野を得意とする議員から様々な提言がされます。しかし、財政全般についての主張はあまり行われません。


そこで、経済全般的な方針として「衰退途上国とならないために」という課題について、積極財政を進める立場から提言案を作成しました。


基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化のみに着目するのでは、経済の活力を得られないことから、そのカレンダーベースでの目標を撤廃し、投資的な経費を除外する新たな財政規律によるべきであります。

  その他、国債60年償還ルールの再検討などを盛り込んだ提言案を策定しました。


  GDPが2期ぶりのマイナス成長となってしまった中で、このような状況を打破する積極的な経済政策を推進しなければなりません。