小貝川改修促進期成同盟会(会長:須藤茂 筑西市長)の要望活動で、須藤市長をはじめ、菊池 博 下妻市長、土地改良区等の皆さまと共に、国土交通省への取次ぎ(こやり隆史 国土交通大臣政務官)、国土交通省関東地方整備局(埼玉県さいたま市)を訪問しました。

 

 地元の小貝川は、古くから用排水の動脈として、流域の農業経済発展に大きな役割を果たしています。

 さらにJR常磐線や関東鉄道、つくばエクスプレスといった鉄道網、常磐道や圏央道等の道路網により交通アクセスの利便性に優れていることから、近年は工業団地の造成や製造業等の工場立地、大型商業施設の出店等の開発が沿川各市で進んでいるほか、下流部では首都圏のベットタウンとして人口が増加するなど流域は、県内でも人口・資産が集積している重要な地域となっています。

 また、豊かな自然環境も保全されており、母子島遊水地や小貝川ふれいあい公園から眺めるダイヤモンド筑波、関東三大堰の1つである福岡堰の桜といった名所は多くの人から親しまれています。

 一方で、小貝川流域は、昭和61年の小貝川大水害をはじめ「平成27年9月関東・東北豪雨」、「令和元年東日本台風」の様に、気候変動に伴い激甚化した豪雨災害が頻発しており、流域住民の水災害に対する不安は益々高まっています。

 流域住民の安心・安全を守っていく為にも国主導のもと、県・沿川市で連携し、流域治水を踏まえたソフト対策、ハード対策をより効果的に実施する必要があります。同盟会としても、流域全体で行う「小貝川流域対策プロジェクト」を推進されているところであり、流域治水の取組事例として、流域の雨水貯留機能の向上を目指した、一定規模以上の開発行為に対する雨水貯留・浸透施設の設置及び透水性舗装の整備などを実施されています。

 過去の小貝川大水害の様な重大な災害を繰り返さないよう、流域住民の安心・安全を将来にわたって確保し、豊かで暮らしやすい地域づくりに取り組む為にも、十分な予算措置が必要です。小貝川河川整備のより一層の促進を図ってまいります。

 

【小貝川改修期成同盟会】

 会長  須藤茂   筑西市長

 副会長 中村修   取手市長

 副会長 神達岳志  常総市長

 監事  菊池博   下妻市長

 監事  谷口眞一  福岡堰土地改良区理事長

 会員  萩原勇   龍ケ崎市長

 会員  小田川浩  つくばみらい市長

 会員  松丸修久  守谷市長

 会員  五十嵐立青 つくば市長

 会員  齋藤繁   岡堰土地改良区理事長

 会員  𠮷原光夫  江連八間土地改良区理事長

 会員  中村修   利根川水系県南水防事務組合管理者

 

 

こやり隆史 国土交通大臣政務官

 

 

 

国土交通省 関東地方整整局 矢崎剛吉 河川部長