相続土地国庫帰属制度のスタートや入管法改正の国会審議がされているなど、法制度の改正が進められている中で、実務上それらに直接関係する行政書士が、理解を深めることは大きな意味があります。法務省でそれらに関係してきた者として、正確な情報を伝える役割がありますので、このような機会をもっていただいたことに感謝しています。

行政書士が直面する建設業法から、廃掃法、運送法、農地法、都市計画、相続、入管法など多岐に渡る法律について、実務を通じて日頃より感じている問題点・課題についても意見交換しました。行政側の判断が県によって違うことや、要綱や手引きによる制限の問題など、改善すべき課題も多いと感じました。

行政書士の国会議員という特性を、国の政策に生かさなければならないと強く感じた次第です。