昨年の新井和雄ガバナーが提唱し、世界のロータリアンが共感して実施された「海岸美化一斉清掃」、今年は県西の7つのロータリークラブが協力し、砂沼の環境美化プロジェクトとして湖畔の一斉清掃が行われました。

 私も、所属するしもだて紫水RCのメンバー、下館工業高校のインターアクトクラブの皆さんとともに作業をしました。地元下妻市選出の飯塚秋男 県議会議員も一生懸命に、除草作業をされていました。

 主管をした、下妻市RCの井上 誠 会長、我が紫水RCの田中邦明 会長をはじめとする、奉仕の理想を追求する皆さまのご尽力に敬意と感謝を申し上げます。

 

 今日は大型の台風14号が九州に近づいているために不順な天候でしたが、皆が努力して砂沼湖畔が美しくなりました。

 この台風は30年ぶりの強力なものであると言われ、中心気圧が935ヘクトパスカルというのは、過去4位で、2000年以降最も低い気圧です。

 九州ではこれまでに経験したことのないような暴風や高波、高潮になるおそれがあり、記録的な大雨となるおそれもあります。

 この台風の進路も、日本列島に沿うように進む予想がされていますので、私たちも最大級の警戒をしなければなりません。

 

 気象庁の観測技術も大きく進歩しており、線状降水帯の情報が今年6月17日から発表されるようになりました。これまでの避難勧告を廃止して、警戒レベル4の避難指示で必ず避難しなければなりません。

 皆さまには常に気象情報を収集し、災害が発生しないようにしてください。私たちも防災・減災の備えに万全を期します。

 

 自然災害が頻発化・激甚化しているのは、気候変動によると考えられており、2050年のカーボンニュートラルの目標が掲げられているなかで、人々が環境に対する意識を深める必要があります。その点、ロータリークラブの皆さまが環境問題に取り組むことは大きな意義があると思います。

 

 

 

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