国営農水利事業促進関東協議会(会長:高橋 靖 那珂川沿岸農業水利事業推進協議会)の要望活動で、天竜川下流用水協議会(静岡県磐田市)、安曇野地区広域排水事業推進協議会(長野県安曇野市)、栃木南部地区国営土地改良事業推進協議会(栃木県小山市)、大利根用水運営委員会(千葉県匝瑳市)の方々と共に、農林水産省と財務省へ伺いました。

 

 農林水産省では、中村裕之 副大臣、渡邊 毅 官房長、青山豊久 農村振興局長、財務省では、宮里孝則 主査に要望書を手渡し、直接要望させて頂きました 。

 

 国営農業水利事業促進関東協議会は、関東各地域の国営農業水利事業を推進するために活動されている土地改良区や推進協議会など28地区による連合組織で、大規模農業水利施設を管理し、水稲はじめ野菜や果物等を、将来にわたり安心・安全に安定供給する役割を担っておられます。

 

 しかしながら、農業・農村を取り巻く環境は、米価をはじめとした農産物の価格低迷や、昨今の異常気象による農地や農業水利施設の甚大な被害、さらにはコロナ禍やロシア・ウクライナ問題による電気料金をはじめとした物価高騰など多くの課題があります。

 

 これらの課題に対応するため、「新たな土地改良長期計画」において「多様な人が住み続けられる農村の振興」、「農業・農村の強靭化」の政策課題をもとに施策が進められています。これらの基盤となるものは国営農業水利事業により造成された基幹水利施設ですので、しっかり支援したいと思います。

中村 裕之 農林水産副大臣

 

渡邊 毅 官房長

青山豊久 農村振興局長

 

宮里孝則 財務省 農林4係 主査