「法の支配を推進するため、司法外交を展開する議員連盟」の設立総会が開会され、出席しました。

 昨年3月に開催され、私も法務副大臣(当時)として出席させて頂いた、京都コングレス2020(国連犯罪防止刑事法会議)の成功は、「司法外交」の展開における重要なマイルストーンとなりました。

 この機をとらえ、有志の議員が集い、マルチステークホルダーとのパートナーシップを通じ、「法のの支配」を推進し、世界の平和と安定に貢献するため、本日「法の支配を推進するため、司法外交を展開する議員連盟」が設立されました。

 

 京都コングレスの成功から1年が経過する中で、今般の国際社会における一方的な現状変更の試みは、国際秩序の根幹を揺るがす行為であるとともに、京都コングレスにおいて国際社会が確認した「法の支配」の重要性や、結束した国際社会のコミットメントを無に帰すもので、許しがたい暴挙であると憤りを禁じえません。

 このような国際情勢に直面する今、普遍的な価値観の共有や、ソフトパワーによる重層的な外交「マルチレイヤード・ディプロマシー」としての「司法外交」の戦略的推進の重要性を再確認し、そのような暴挙への対抗が求められています。

 

特別講演 ジュリアン・ロングボトム駐日英国大使

「リーガルディプロマシー」と日本の「司法外交」のシナジー

 

ウクライナの駐日大使 コルスンスキーのメッセージ

 

ウクライナ情勢を巡る我が国の対応についての緊急提言

上川陽子会長から古川禎久法務大臣へ