国民歯科問題議員連盟 総会が開催されました。

  議題は、

 (1)国民歯科問題議員連盟 役員案について

 (2)令和4年度 診療報酬改定・金銀パラジウム合金について

 (3)令和4年度 歯科保健課予算について

 (4)歯科医師国保組合の現状について、です。

 

 日本歯科医師会 堀 憲郎 会長、日本歯科医師連名 高橋 英登 会長より、ご挨拶とご要望を頂き、意見交換が行われました。

 世界一の健康寿命の国づくりのために歯科医師の皆さまの役割がたいへん重要であることから、その力が十分発揮できるような環境づくりが必要との考えに基づいて、発言させていただきました。

 

 喫緊の課題として、ロシアのウクライナ侵略に関連して、歯科医療の材料となる金銀パラジウム合金の価格高騰、入手困難な状況になっており、経営に大きな影響をきたしています。

  そのようななかで、緊急避難的に非金属による歯冠修復を大臼歯のCAD/CAMを可能にすること。また今後の課題として、歯科用合金族の入手を多角的かつ安定的供給を求める。

 それが難しい状況では、国が必要量を確保し、各歯科医療機関に支給できるような制度の構築、歯冠修復に対する規制緩和などが要望されました。

 

 国民歯科問題議員連盟に所属している議員の一員として、金銀パラジウムの高騰や、コロナウイルス感染症に関連する受診控えなどにより経営が圧迫されている皆さまを、積極的に支援してまいります。