衆議院議員 石破茂さんを講師とするウクライナ問題の講演会が開催された。


ロシアのウクライナ侵攻がされたタイムリーな話題なので、関心を持つ50人以上の国会議員が参加し、熱心に聞き入っていた。

 

冒頭、我が国は北方領土を支配された歴史があり、それを忘れてはならない、この戦争の重大な意味を理解して断固たる態度を示さなければならないとの趣旨を述べた。

 

確かに、大国がその武力に物を言わせて他国に侵攻して、無辜の人々の殺害や物を破壊し、国家の存立を脅かすことがまかり通ったのでは、世界の秩序は千々に乱れてしまう。

さらに、核の威嚇についても、それがどのような意味を持つかを顧みない恐るべき姿勢である。

私も、このような力による現状変更の暴挙は、断じて許してはならないと思う。

今般のロシアによるウクライナ侵攻を世界中が強く非難しており、国連総会においてロシア非難決議が141カ国の賛成で可決された。
また、国際パラリンピック委員会(IPC)は、北京冬季パラリンピックに、ロシアとベラルーシの選手が出場するのを禁止した。

多くの国がロシアを非難し、経済制裁を実施していることは、武力を用いない大きな抵抗、いや攻撃になる。このような世界の圧力が、プーチン政権の崩壊に結びつくのではないか。