伝建とは、「伝統的建造物群保存地区」で、これを守ることを目的とうする、伝建にぎわい推進議員連盟が開会されました。

 

 風雪に耐えてきた茅葺き民家の農村集落、土塀や庭園と一体となった武家屋敷、住時の繁栄を今に伝える商家の町並み、地域の信仰と共に息づく門前町などの美しい集落・町並みは、日本が世界に誇りうる貴重な文化遺産です。

 

 これらを形づくる民家や石積みなどの建造物群を、周囲の環境と一体的に捉えて保存する制度として昭和50年の文化財保護法によって創設されたのが、伝統的建造物群保存地区(伝建地区)制度です。

 

 当初、5市町村7地区が国の重要伝建地区として選定されてから40数年が経過し、現在では104市町村、126地区が、美しい日本の風景として、それぞれの地域が積み重ねてきた豊かな生活文化の枠とともに保存されています。

 

 茨城県では桜川市真壁町が指定されており、蔵造りの街並みが歴史的景観を見せており、毎年ひな祭りなどが開催され、遠方からも多くの観光客が訪れています。

 

 今後とも世界に誇る日本の宝、地域の豊かな生活文化、歴史ある集落・町並みを守り、現在に活かし、未来に引き継ぐために、活動してまいります。