国道461号整備促進協議会の会長、高梨 哲彦 大子町長、副会長 宮田 達夫 常陸太田市長がご要望で来られました。

 国道461号は、太平洋の臨海部の日立市、高萩市から常陸太田市、大子町を経由して栃木県日光市へ至る基幹道路であるほか、栃木県、福島県との県境に位置する八溝山を中心とした八溝山周辺地域定住自立圏構想においても圏域を接続する重要な道路です。また、茨城県内の国道6号、国道349号、国道118号と栃木県内の国道を結んでおり、地域住民の皆さまの生活に必要不可欠であるばかりでなく、地域産業や観光振興など地域創生を図るうえで重要な路線です。

 この路線は国道昇格後20数年が経過し、道路改良を鋭意進めて来ましたが、狭隘な山道の未改良区間の整備や市街地における無電柱化による道路拡幅、橋梁の老朽化対策など道路整備に対する地域の要望は依然として高く、観光シーズンの交通渋滞解消に向けた事業や通学路対策など暮らしの安全に資する事業への期待は大きくなっています。

 道路ストック効果による地域経済の活性化の観点や安全・安心の地域づくり、栃木県との連携を含めた災害時の避難路・物資輸送力の強化などの防災・減災に資する道路整備の観点から、整備が早期に図られるよう、積極的に支援してまいります。